回虫というのは寄生虫の中でも有名です。
回虫は犬と猫では感染経路が違います。
犬:乳汁感染、胎盤感染、経口感染
猫:乳汁感染、経口感染
つまり、母犬や母猫に回虫がいれば必ずその仔は感染しています。糞便検査で虫卵がなくてもです・・・産卵期でないときや、♂虫の単性寄生の時はもちろん、虫卵は検出されません。
で・す・の・で
子犬や子猫は必ず虫下しをするのです。しかも、必ず2回が一セットです。なぜなら、虫卵の殻には薬が効かないので孵化する時を狙っての2回目の攻撃です。1回だけでは100%駆除できていません。
成犬や成猫は毎月、フィラリア予防薬の中に回虫駆除の薬効が含まれている薬を投与すると一番安心です。
左は回虫(右:フィラリア)の拡大版です、
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