日本の狂犬病発生は1958年からありません(つまり55年間発生していない)。しかし、1970、2006年にネパール、フィリピンでの咬傷により日本国内で人が亡くなっています。55年間発生がないからと言って狂犬病ワクチンを注射しなくてよいのでは?という意見も聞きます。
鳥インフルエンザのことを考えてみましょう。鳥インフルエンザは1925年(大正14年)から発生していませんでしたが2004年(79年ぶり)に発生しました。
口蹄疫もあります。口蹄疫は1909年~1999年まで90年間発生していませんでしたが2000、2010年、に発生しています。
どうですか?いつでも入ってきそうな感じを受けますよね。
The Natural History of Rabies (Academic Press)
名前が狂犬病とついているが全ての哺乳動物に感染する人畜共通伝染病で予防注射は狂犬病予防法に基付いた、犬や人、そして社会を守る為のワクチンです。
治療法は無く、感染してからの発症予防はあるが発症してしまうとほぼ100%死に至る恐ろしい病気である。
狂犬病は予防注射とペットの適正飼育、外来種の対策などによって確実に発生を阻止できる病気です。≪沖縄県感染症予防計画より≫
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