こんにちは☀
動物看護師の深町です!
暑さが本格的になってきましたね💦
モウちゃんもわたしの膝の上で伸びてます!
今回は熱中症のお話し第2弾です!
前回の記事はこちらから
→☀熱中症☀のお話①←
しっかり学んでしっかり予防しましょう!
それではつづきです☆
③原因
原因を大まかに分類すると「気象状況」「運動の有無」「動物の個体差」の3つに分類されます
\気象状況/
夏は高温多湿になることが多く、前回説明した体温調節がうまくできなくなります。
晴天時の車内などでは窓を少し開けていても1時間の平均車内温度は40℃を超えます。
また、夏場、日中の温められたアスファルトは50~60℃にもなります。
動物は人よりも地面との距離が近いので体感温度は大きく変わってきます。
地面との距離が近いので脳などの大事な器官が高熱にさらされる危険性が高いです。
このように高熱にさらされる機会が多くなることにより熱中症になりやすくなります。
夏だけでなく冬もこたつや暖房によ熱中症になることがあるので要注意です!
\運動の有無/
ヒトと同様に動物も運動を行うと体温が上昇します。
運動をしていない場合に比べると熱中症になりやすくなります。
しかし、運動をしていないからといって熱中症にならないわけではないので要注意です。
\動物の個体差/
熱中症にかかりやすい個体
○短頭腫(フレンチブルドッグ、パグ、シーズー、エキゾチックショートヘアー、ペルシャなど)
他の犬種よりも鼻腔が狭く、呼吸器疾患を持っている場合が多い。
また興奮しやすい性格が多いため呼吸器よる体温調節が苦手です。
○肥満
皮下脂肪は熱をため込みやすいです。
それに加え、喉などに脂肪がつくことで呼吸による体温調節を妨げます。
また、心臓病や呼吸器疾患になりやすく、熱中症のリスクが上がります。
○厚い被毛
全身の被毛は分厚い長そでを着ているようなものです。
熱を籠らせ体温調節を妨げます。
○病気の有無
心臓病や呼吸器疾患など動物の体温調節の要となる呼吸器に影響を及ぼす疾患を持っている場合は熱中症になりやすくなります。
今回あげたものは代表的なものの1部です。
熱中症と一言で言ってもその原因は様々あります。
また、原因は一つではなく、組み合わさっていることもあります。
長々と文章だらけになってしまいました(^_^;)
今回はここまでにします!
次回はどのような症状が出るのかというところからお話していきたいと思います。
\おかしいなと思ったら病院へ!/