こんにちは!
田中です。
今回は、犬猫の乳腺腫瘍の予防についてのお話です。
犬猫にも乳腺腫瘍があり、乳腺付近に「しこり」が見つかれば、犬では約50%、猫では70~90%が悪性の乳腺腫瘍です。
乳腺腫瘍が見つかれば、手術や抗がん剤などのお話になってくるのですが、予防ができるのならば、皆さん予防したいですよね。
予防の方法としては避妊手術になります。
最初の発情が来る前に避妊手術を行うと、犬では99%近く、猫でも約90%の子が乳腺腫瘍にならないと言われています。
2回目の発情前の避妊手術でも、乳腺腫瘍の予防にはなりますが、最初の発情前ほど効果はありません。
つまり、犬、猫に出産を希望されないのなら、早めの避妊手術をすることで乳腺腫瘍を予防することができる、ということです。
子犬、子猫を飼い始められた方は、一度考えられてはどうですか?
避妊手術済み グラちゃん
また、うちの子はもう2歳過ぎてるし…と思っている方は、早期発見のために、毎日のふれあいの中で「しこり」がないかチェックすることをお勧めしますよ。
早期発見・治療することで、命が助かる可能性も高くなります。
今回の『PEPPY2021春夏号』猫ちゃん版には、乳がんで苦しむ猫をゼロにするキャットリボン運動について特集されてます。
一度、手に取って読まれてみてはいかがでしょう🙂
PEPPY2021春夏号