つづきまして、同じワンちゃんに、麻酔が効いてる間に胃の二重造影です
バリウムと空気を入れて胃と十二指腸の輪郭と通過を見ます
横向き撮影と
縦向き撮影
怪しい部分が出てきました
5分後、
主に矢印部分が膨らんでいない
この周辺が内視鏡と合致
何かが押しこんで造影できていない、胃が丸く膨らんでいない
内視鏡が届かない箇所にもありそうだ
胃の二重造影の長所
内視鏡の病変部分をこの造影で、 ”胃の、どの部分にあるか” を確認できる
⇒つまり、オーナーにもわかりやすい、納得しやすい
もしも手術になったら、すぐそこに到達可能
病変は胃の幽門部~十二指腸に多いようですので、その周辺を詳細に検査していきます
あとはこの様々な検査の結果を病理組織検査の先生に報告し、生検の結果を待つのみ
ここでも病理組織検査と言う “検査” が必要になってますよね
From Oq
今回の全行程所要時間
胃十二指腸検査:30分
盲腸、結腸、直腸検査:10分
胃十二指腸二重造影検査:20分
今回はスムーズに終了しました