犬のソ径ヘルニア ③

体の中心から切開して、左右のソ径輪を〆ます

 

 

ありました、ヘルニア

 

 

しかし、穴を閉じるだけでは治癒しません

 

まずは、ヘルニアの中身を包んでいる『ヘルニア嚢』を探し出して切除

 

 

摘まんでいるのがヘルニア嚢

 

 

 

次に、ヘルニア輪の確認

 

 

 

下の鋏が穴に入っていきます:右横の黒いのはソ径から出ている大腿動静脈

 

 

 

 

太い血管も確認して、

 

 

脱出していた中身:内臓脂肪を元に戻す

 

 

 

 

 

 

そして縫合で左右それぞれ終了

 

 

 

 

 

 

フラットになりましたね

 

 

見た目は成功!

 

 

 

 

 

 

この後の確認は、股動脈圧の確認と歩様の確認

ソ径輪の〆すぎで血行障害と神経の圧迫がないか否かを確認するのです

 

 

 

 

しかし、両方ともにOKでした

2日後には走って退院していきましたよ (*^_^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

したっけ