眼振とは眼球が揺れることです
眼振は左右と上下があります
鼓膜の奥の中耳や内耳の鼓室胞の炎症によっておこるのが前庭疾患といい、左右に眼が揺れます
上下に眼が揺れるのは脳腫瘍の可能性があります
左右の眼振:前庭疾患は抗炎症剤と抗生剤の投与が中心です
しかし、抗生剤は何でも良いわけではありません
脳の近い部位には抗生剤が届きにくいのです=血液・脳関門(BBB)=重要な部位なので体が守る防御機能
ですので、眼振の種類や抗生剤の選択には、よく診察して検査、処方しています
写真の犬は老齢性前庭疾患でした
次の日には症状が治まりましたyo
したっけ