局所麻酔

背中にシコリです

 

 

とても気になるので切除希望です

 

 

以前はFNA検査で良性の確認

 

 

しかし手術でシコリ全ての検査になりました

 

 

 

とてもおとなしいので、

 

 

 

 

 

40kg越えのG・レトリバー君は局所麻酔で処置となりました

 

 

 

 

 

 

シコリの周囲に麻酔を注射して、

 

 

 

 

 

約20分ほどで終了

 

そのまま歩いて帰って行きました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

さて、シコリの正体は・・・、

 

 

病理組織診断
イヌゴールデンレトリバー6Y ♀S
毛包上皮腫 trichoepithelioma
検索した皮膚では、皮下に複数の嚢胞を形成する結節性の腫瘍が形成されています。

嚢胞壁は毛包上皮様の構造を示す上皮細胞の増殖より内張りされています。

これらの細胞に悪性所見は認められません。内腔には陰影細胞を含む角質物が充満しています。

底部には皮筋が含まれています。検索した背中の皮膚の腫瘍は、毛包上皮由来の良性腫瘍と診断されます。

病変は複数の嚢胞を形成しており、嚢胞内には角質物の貯留が認められます。

病変の境界は明瞭で、マージン部に腫瘍性の病変は認められません。

摘出状態は良好で、今回の摘出により予後は良好と考えられます。

 

 

 

 

一件落着

 

 

 

 

 

 

owner was worried about the dog’s back lump.

she is smart dog.

so, operated under the  local anesthesia.