ホテルで預かっている仔が血尿でぐったりしている、というショップからお越しです at 17:50 in 29 Dec.
10歳の♀、お尻が尿(?)で汚れています
良くお聞きしますと、下痢で食欲がない状態で預かったそうです、自宅でもそうだからということで
・・・血尿でぐったりすることはあまりないし、普通は頻尿だがそれはない
避妊していない♀・・・
店員さんは飼い主と連絡とって、糞便検査と共に腹部レントゲン検査をお願いしました
もう、おわかりですよね
翌日、手術 at 10:00 in 30 Dec.
子宮蓄膿症
しかも、結構経過していた蓄膿症で瀕死です
血尿ではなく、血膿だったんですね
診断がついたので、血液検査と胸部レントゲン検査
来院当日は WBC52000 GLU34 BUN70 Crea5.6 PHOS 16> の敗血症、腎不全に陥っていました
しかも、心臓弁膜症です
1日静脈点滴をして体を万全にして手術
体重5.2㎏で、子宮蓄膿の重さは380g
人で換算すると、52㎏の体重の人が3.8㎏の膿を長いこと抱えていた・・・
破けなくてよかった、ちょっとした胎児の重さですね
そりゃ敗血症になるし、腎不全になりますよね
年末年始は病院で過ごしますyo
ホテルどころではなく、重症患者の入院となりました
ショップの店員さん、ナイス判断!
したっけ
10 years old dog had pyometra.
and sepsis, kidney failure.
the situation was very serious.