12歳の老犬です
睾丸が腫れてきたとの事
腫瘍化しています
右睾丸>左睾丸
右が癌化、左は萎縮していますね
癌化や萎縮は老齢のため
若い時の去勢手術が重要です
転移の兆候は見られませんでしたが、今後も要注意です
病理組織学的検査では、
右:ライディッヒ細胞腫 Leydig’s cell tumor 左:精巣萎縮 atrophy of testis
右精巣では結節性の腫瘍性病変が形成されており、腫瘍は好酸性の細胞質を有する異型細胞の充実性の増殖から成り立っています。それらは好酸性の細胞質と軽度から中程度の大小不同を示す円形核を有しており、分裂像はほとんど認められません。
左精巣はびまん性に萎縮しており、正常な精子形成は認められません。
右精巣では、ライディッヒ細胞由来の腫瘍が認められます。ライディッヒ細胞腫は精巣腫瘍の中でも良性に分類される腫瘍です。摘出状態は良好で、今回の摘出により予後は良好です。
左精巣では、精巣萎縮が起こっていますが、腫瘍性の病変は認められません。
その他にも、よくお尻を診てください
腫れていますね
左会陰ヘルニアです
さらに大変な手術が待ち受けています
会陰ヘルニアの原因も高齢の未去勢が原因です
したっけ
old dog, 12years castration
but the testicle is cancerous.
and atrophy.