老犬がホテルで滞在中
院内の犬も老犬
午後は一緒に、老犬同士のコミュニケーション
時々、若者も混ざります
老齢動物のホテルの注意点
①自宅以外の場所のためストレス(自分のテリトリーではない)
②音や匂い、雰囲気の違いでストレス(鳴き声や、動物の臭い)
③知らない人、知らない動物がいっぱいでストレス(臭いや聞き覚えのない人の声)
これらのストレスや変化で
1⃣ストレスが加わり免疫が低下⇒退院後に体調を崩す(例:肺炎、下痢etc.)
2⃣水や食餌をとらない⇒退院後に体調を崩す(例:脱水、体重減少)
3⃣便秘や下痢になる犬も
4⃣心拍数や血圧が上がる
5⃣ホテル中は気が張ってたが、帰宅後体調を崩す
物怖じしない老犬もいます
1997年以来、老齢動物のホテルで退院後2件クレームがあります
⇒退院後、他の病院で肺炎と言われたがそちらでは何をしたのか?1⃣2⃣5⃣
また、ホテル中に亡くなった老齢動物は1件
⇒重篤な心不全の老犬でした 4⃣5⃣
院内の18歳も介助しつつ生活中
当院のホテルだけではないでしょうが、上記の理由などで体調を崩すことが考えられます
また、老齢動物のホテルを断るところもあるとのことですが、こういうことが理由の一つです
これらは老齢ではなくても、神経質な犬や猫でも当てはまります
GWや、お盆、年末年始には上記を考慮、お願い致します
15歳の俺もおるで
犬猫以外のエキゾチック動物は更にご注意ください

したっけ
hotel of old animals
it is a little risk.
so caution
やむなく手術です
閲覧注意
尾と脚を切断しました
本人は至って元気に前肢で走っています
オーナーが追いかけても追いつけないそうです
強い犬で良かったです

したっけ
The surgery was successful.
this dog is running in its house.
and with only front legs
自喰症 / self bite
2025年04月22日 (火)
後肢を食べたという主訴で7:00 a.m.電話ありました
後肢を食べた・・・?
どこかで聞いたような主訴です
例の犬でした
椎間板ヘルニアで後肢麻痺の元気な13歳
もう片方もご注意くださいとお話ししていましたが・・・
指が全部ありませんでした
今回は尾も食べたとのこと
オーナーとよく話し合って、断脚、断尾となりました
今までも、前肢だけで素早く行動していたとのこと
これでオーナーは決心したようです
人が思うほど不自由なく生活しそうです

したっけ
self bite again
and it ate own fingers.
finally cut leg again.
土曜日、日曜日にわたって、森きらら獣医師が研修にお越しでした
一般診療他、緊急でMRIも飛び込んできましたので一緒に、
MRI検査に立ち会っていただきました
その疾患は、
生後4か月のヨークシャテリア
起立不能で、他病院では検査では異常なしと言われたそうです
MRI検査の結果は手術適用ですが、いったん内服とコルセットで内科療法に
なかなか手に負えない手術の様相ですので、自分が研修に通ってました海の中道動物病院へ相談となりました
突然のへビーな研修になりましたね
森きらら獣医師、2日間お疲れ様でした
したっけ
Sasebo zoo vet. came for training for 2days.
suddenly MRI started.
We think, Vet. was very glad to attend MRI today.
ヒョウモン君がケガです
床敷の砂がくっついて痛そう
取ると、
もっと痛そう
もう片腹にも以前の傷が有〼
外用薬を塗布して皮膚再生を待つのみ
コオロギの逆襲の疑いです
以前も、目~口をやられたヒョウモンもいました
コオロギも命懸けです

したっけ
Crickets attack often geckos.
Crickets are food…..
It's a matter of life and death
4月も後半になってきましたね
気温もいいです
フィラリア検査の時期です
採血して、
フィラリア検査キットへ血液を投入し、
結果を待つまで約15分
この採血で、肝臓、腎臓、膵臓、高脂血症、筋肉他の確認=健康診断も可能です
年齢や犬、猫の種類によって検査項目が違います
特に高齢動物は検査項目が増えます
フィラリア検査の時期に健康診断を‼

したっけ
heart wom check is starting from April.
it uses heart worm kit.
The test involves drawing blood
爬虫類 / reptiles
2025年04月14日 (月)
様々な主訴でお越しの爬虫類
カメの落下事故や、トカゲの便秘、栄養障害の発疾患・・・
その時に実施しやすい検査はレントゲン検査
その説明には必要な仲間が、
どの方向から撮影して、レントゲン写真を見ているかの時に用います
犬や猫などの哺乳動物でも使っていますが、
特にカメは腹から、横から正面からと3方向からの撮影になります
このアイテムを使ってわかりやすくお話を心がけています
もちろんレントゲン検査だけではなく、CTやMRIでもこれらを使って説明しています
🦎せやで~

したっけ
Item for explanation
they are these animal figures.
X-Ray, CT also MRI
例のあの結果です
イヌ雑種12Y ♂ 皮膚腫瘤
腰部:軟部組織肉腫 低悪性度
low grade, Soft Tissue Sarcoma(血管周皮腫/血管周囲壁腫瘍 hemangiopericytoma/perivascular wall tumor)
腰部の皮下には比較的境界明瞭な腫瘍性の病変が形成され、腫瘍は短紡錘形の非上皮性細胞の束状から花むしろ状、絨毛状の増殖から成り立っています。
腫瘍細胞は弱好酸性の細胞質と類円形核を有しており、細胞間には粘液が含まれています。腫瘍細胞は中程度の大小不同を示し、分裂像は0-2個/10高倍率視野で、底部には一部に筋膜が含まれています。
切除された腰部の腫瘤は低悪性度の軟部組織肉腫(血管周皮腫/血管周囲壁腫瘍)と診断されます。腫瘍の境界は比較的明瞭ですが最小限のマージンでの切除となっており、底部マージン部に接して腫瘍細胞が認められます。非常に大型の腫瘍が形成されていたことから、引き続き、局所の状態について経過観察をお勧めします。
左右の精巣には明らかな病変は認められません。
ひとまず良い結果でしたが、根を広げて完全な切除が難しい腫瘍な血管周皮腫
再発の可能性もあります
今後も要注意です
しかし、小さなうちに切除が良好な結果になったはずなんですが・・・

したっけ
this tumor was hemangiopericytoma/perivascular wall tumor.
It is a deep-rooted tumor.
so it’s easy to relapse.