オークどうぶつ病院けやきの副院長の前谷です。
先日、山に登った際の一枚です。真下に一直線に伸びる飛行機雲って珍しいですねー
さて、前回に引き続き、新しくなったホームページのPRの続きをさせてください。
今回の新しく書いた記事で力を入れたところの一つに、『老犬・老猫の予防』のページがあります。
高齢になると出てくることが多い病気について、例えば犬の心臓弁膜症や猫の慢性腎臓病については、最新の知見にもとづいて書いています。
また、高齢犬が増えてくるにつれ、老犬介護についての知識などが求められるようになりましたので、そういった記事も入れました。
病気で診察を受けた患者さんや、老犬介護が必要になった飼い主さんにとってお役に立てれば幸いです。
また、問い合わせがたくさんある、『避妊・去勢手術』についてもしっかりと書きました。
よくお電話や手術予約時にお伝えしている、『手術の料金や絶食についてのお話』などを、お電話いただかなくても分かるようにしました。
もう一つ、『健康診断』についてもいくつか記事を書きました。
フィラリア予防のシーズンなどに、一緒に健康診断をご希望される方は年々増えてきています。
私たち現場としては、こういった検査をオススメしたいといった要望もあるのですが、飼い主さんとしても、色々とお勉強されて、「ここが心配なんだよ」といった声を頂戴することも多くなりました。
そういった声にお答えできるように、「どんな検査があって、それがどういった異常を調べることができる。」という情報をたくさん掲載したつもりです。
新・ホームページをどうぞよろしくお願いいたします。
おまけ:私、たまにふらっと一人で山に入ります。ほとんどが近くの低山ばかりですが。。。
先日登った二丈岳・山頂からの景色です。このシーズンは空が霞んでますが、とても景色が素晴らしい山です。山頂の大岩に腰掛けてずっと景色を眺めてられますねー。非日常を満喫しました。
正面には姫島。海と空の青が最高!
遠くは唐津方面まで見えます(宝当神社の高島も)直下には菜の花畑で有名なふくふくの里。どこかわかります??
糸島方面。右端の糸島富士(可也山)もたまに登ります。加布里の海の方から見上げる可也山、カッコイイです。
オークどうぶつ病院けやきの副院長の前谷です。
先日よりオークどうぶつ病院の公式サイトがリニューアルしてますが、新しくなったところをちょっとだけPRさせてください。
お話をいただいたのが約1年前。その頃から新しく予防のお話や避妊去勢手術のこと、健康診断についてなどの情報などを掲載したいと思い、原稿執筆を開始いたしました。
その頃から、自分自身のモチベーションをアップしていくために、『Oak-Animal.com』と刺繍を入れた制服を着てるんですねー
今回のリニューアル点として、犬・猫・フェレットの基本的な予防について書きました。
フィラリア予防や狂犬病ワクチンのシーズンが始まっていますが、毎年来られている患者さんの中にも、「あまりよく分かってないけど、ハガキが来たから来ました」という方もいらっしゃいます。
どうしても診察時間中に十分なお話ができてない場合もあるかと思いますので、補足説明の意味でも読んでいただければと思います。
新しく犬や猫を飼い始めた方は、病院にお越しになる前にでも来られた後の復習にでもご活用くだされば幸いです。
🐈どうぞよろしくお願いします🐈
part.2へと続く。。。
オークどうぶつ病院けやき 副院長の前谷です。
フィラリア検査が始まりましたので、同時に健康診断の血液検査を希望される方が増えています。
オークどうぶつ病院では、西区・中央区の2病院ともに、血液検査の機械を2台体制でフル稼働しておりましたが、このたび3月末より1台をリニューアルしました!
リニューアルしたIDEXX カタリストOne
これが新しい機械『IDEXX カタリストOne』です。
これは良いですね~
旧機種も隣に置いて新・2台体制で行っているのですが、専用のパソコン(IDEXXベットラボステーション)とつながっているので、2台の結果を一元管理できます。
腎臓病などで定期的に検査を行っている患者さんは、前回の結果を呼び出して横に印刷したり、それをグラフ化して載せることも可能です。
何よりも嬉しいのは、これまで外注検査で結果が出るまでに数日かかっていた特殊検査項目が、院内ですぐに結果が出せるように今後も進化していく見通しだということですね。
◎具体的には以下の検査が可能です。(あるいは可能となる見込みです。。。)
T4 |
甲状腺ホルモンの検査です。犬の甲状腺機能低下症や猫の甲状腺機能亢進症の診断や、治療が適切かの判断を行うことができます。
これまでも院内検査は可能でしたが、より詳細な範囲で測定することができるようになりました。 |
コルチゾール |
犬に多いクッシング症候群の診断や、治療の経過(薬の量が適切かどうか)などを院内で調べることができます。
これまで通り、旧機種のVET TESTで測定可能です。今のところ旧機種でしか測れませんので、新旧2台体制の良いとこ取りですね。 |
フルクトサミン |
糖尿病の犬猫のインスリン量が適切かどうか、定期的に見ていく数値です。
これまで外注検査のみでしたが、院内検査ですぐに結果が出るようになりましたので、その場でインスリンの量が適切か判断できるようになりました。 |
尿タンパク・クレアチニン比(UPC) |
腎臓から漏れ出すタンパクを数値で測定できます。詳しくはこちらをご覧ください。
タンパク尿は、腎臓病の犬猫の予後を悪化させると考えられていますので、尿タンパクが出ている子には尿タンパク漏出を抑制するお薬を処方します。
これまでも院内機器で測定しておりましたが、細かな数値が測定できるようになり、測れる範囲が広がりましたので、さらに便利になりました。 |
CRP |
炎症反応がどのくらいあるか調べる数値です。
病気の重症度や、どういった病気が推測されるか、あるいは治療によって良くなっているかどうかのモニターなど・・・あらゆることに応用できます。
今年の中頃にはカタリストOneで測定可能になると言われていますので、早い登場が待たれます! |
SDMA |
これはあくまでもウワサですが・・・
他の記事で紹介しました、犬猫の腎臓病の早期発見マーカーであるIDEXX SDMAが将来的に院内で測定できるようになるという話も出ていますので、なんとかIDEXXさんに実現してもらいたいものです。 |
またまた難しいお話をしてしまいましたね。。。
個々の詳しいお話は追ってさせていただくとして、一言で申しますと、
「どんどんより良い診断・治療が迅速にできるようになっていく!」
ということですね。
導入直後ですので、みんな慣れるのに必死です。。。
ちょっとだけお待たせすることがあるかもしれませんが、どうかよろしくお願いいたします。
オークどうぶつ病院けやきの副院長の前谷です。
前回の猫のアミノペプチドフォーミュラのモニター募集は3月いっぱいで終了させていただきました。フードの販売は引き続き行っておりますので、ご希望の方はお気軽に相談ください。
今回は、猫のアレルギー除去食に引き続き、犬用アレルギー除去食のご紹介とキャンペーンのご案内です。
犬の食物アレルギーの特徴
犬の食物アレルギーの特徴をまとめました。
以下のような症状があれば、食物アレルギーの可能性がありますので、除去食試験をオススメします。
発症時期はいつ? |
1歳未満の若いころから何らかの症状が出ていることが多いと言われます。子犬の頃から耳や体をかいたり手足をなめたりする行動はありませんでしたか?
(シニア犬で突然食物アレルギーを発症してしまうワンちゃんもいます) |
季節によって違いがあるかどうか? |
アトピー性皮膚炎では、梅雨から夏場にかゆみが増えて、冬はおさまることが多いですが、食物アレルギーの子は一年中かゆがります。 |
病変の出る場所 |
顔(目や口周囲)、お腹や内股、足先や耳の中などはアトピー性皮膚炎と共通のかゆい場所ですが、食物アレルギーの出やすい特徴的な場所として、「背中」や「肛門周囲」などが言われています。
(ウェスティなど、アトピーでも背中にかゆみが出ることもあります) |
うんちの回数 |
食物アレルギーの犬はうんちの回数が多く1日3回以上する子が多いと言われます。
(当てはまらない場合も多いです) |
ステロイドの薬が効きにくい |
アトピー性皮膚炎と比較すると、ステロイドが効きにくいことが多いです。
これまでアトピーでステロイドで抑え込めてた犬が食物アレルギーになって突如薬が効かなくなることもあります。 |
犬用の除去食試験専用フード
犬にもアレルギーとなるタンパクをアミノ酸レベルまで分解して作った、理論上アレルギー物質を含まない除去食であるアミノペプチドフォーミュラがあります。
猫用と同じように、PINCHカクテルや抗活性酸素カプセルを含んで、皮膚の健康に配慮した設計となっています。 料金は、1kgが¥3,303(税別)、3kgが¥8,151(税別)です。
犬の除去食試験
除去食試験とは、かゆみや下痢の原因が食物アレルギーかどうかを確かめるために行う食事療法のことです。かゆみの試験には6週間、下痢の試験には2週間、除去食とお水だけを与えて症状が改善するかどうかを見ていきます。
その間、おやつや人間の食べ物をほんの少しでも与えてしまうと効果が分からなくなりますので、ご家族の皆さんで徹底してやってあげてくださいね。
このたび、ロイヤルカナンさんと共立製薬さんのご協力により、除去食試験を行いたいワンちゃんに、犬のアミノペプチドフォーミュラ1kgをおひとり様につき1袋ずつ提供していただけることになりました。(期間未定の先着順につき、ご希望の方はお早めにお願いいたします!)
この機会に、皮膚症状などでお困りのワンちゃんに除去食試験をご検討ください。オークどうぶつ病院・オークどうぶつ病院けやきの両院で実施しておりますので、ご希望の方は担当獣医師までお声かけください。
なお、ひどい皮膚症状でとても敏感なワンちゃんは、フードに入っている副原料(油脂やコーンスターチなど)にアレルギー反応が起きてしまう子もいると考えられていますので、一度の除去食試験でダメでもアレルギー用フードは数種類試してみることをオススメします!
除去食試験の流れと判定表
仕事終わりにふらっと
2018年03月30日 (金)
オークどうぶつ病院けやき副院長の前谷です。
たまにはテイストを変えて、病院のご近所スポットのご紹介でもやっておきましょう。
病院終わりにふらっと散歩がてら、ご近所の舞鶴公園に寄ってきましたよ。
舞鶴公園では只今、『福岡城さくらまつり』が開催中です。
まさに満開の桜がライトアップされ、春のご近所の風物詩となっております。
ここは天守台に向かう有料エリアですが、ぜひ入って歩いて頂きたいものです。大人1人¥300の入場料を払って天守台に上がってみると・・・
ライトアップされた桜と、福岡市の夜景が醸し出す幻想的な世界が眼下に広がりますよ。
無料エリアにも枝垂れ桜の並木があり、城壁とともにライトアップされてすごく綺麗です。ここはワンちゃん連れて歩いてる方もたくさんいましたよ。
ワンちゃんを連れて行かれる方は、くれぐれも焼き鳥の串などが落ちてないか十分に注意してくださいね!大濠公園花火大会などのお祭りの日は、内視鏡検査の出番が増えないかとドキドキします・・・
桜はもう少し楽しめそうですね。ぜひ週末のお昼はオークどうぶつ病院へ。そして夜は舞鶴公園さくらまつりへお越しください。
オークどうぶつ病院けやき副院長の前谷です。
今回は猫ちゃんのアレルギー用フードの新製品発売のお知らせと、製品モニター募集についての案内です。
ワンちゃんの飼い主さんはコチラ ←犬用アミノペプチドフォーミュラ・キャンペーンも実施中です!
猫の食物アレルギーの特徴
猫ちゃんの食物アレルギーの特徴としては以下のようなものが挙げられます。
・頭や首を引っかき壊し、ただれたりカサブタができたりすることが多い
・他にも様々な皮膚症状(粟粒性皮膚炎:背中などに小さなカサブタが乗ったブツブツが多数できる、好酸球性局面:痒みを伴う平坦な盛り上がりができる、体をなめたり引っかいたりして毛が薄くなるetc..)
・軟便、下痢、嘔吐などを頻繁に繰り返す
・症状が一年中ある
・病院でステロイドの薬をもらってもあまり効かない
上記のような症状がある猫ちゃんは、もしかしたら「食物アレルギー」かもしれません。
新しいアレルギー食『アミノペプチドフォーミュラ』
アミノペプチドフォーミュラは、特殊な製造工程により、タンパク質を理論上アレルギーが起こらないアミノ酸まで低分子化して作った療法食で、理論上アレルギーを起こさない『除去食』と呼ばれます。
また、健康な皮膚を維持するため、ロイヤルカナン独自の「PINCHカクテル(パントテン酸・イノシトール・ナイアシン・コリン・ヒスチジンの頭文字)」や「抗活性酸素物質カクテル(ビタミンC、E、ルテイン、タウリン)」を配合し、ω3脂肪酸であるEPAやDHAの含有量を強化しています。
さらに、尿石症の予防が必要な猫ちゃんのためにストラバイト・シュウ酸カルシウム予防効果もあり、シニア猫にも与えることができるようにリン含有量を抑えた設計になっていますので、様々なケースで使うことが可能です。
販売価格は、500gが¥2,090(税別)・2kgが¥6,150(税別)となっております。
モニター募集します!(新発売キャンペーン)
今回、ロイヤルカナンさんのご協力により、除去食試験をやってみようという猫ちゃんのために、皮膚症状の子には6週間分の、消化器症状(嘔吐や下痢)の子には2週間分のアミノペプチドフォーミュラを提供していただけることになりました。
製品モニターのため、使用前後の症状や皮膚写真、猫ちゃんの情報などを教えていただく必要がありますが、この機会に上記のような気になる症状に対して、除去食試験を行ってみたい猫ちゃんを募集いたします!
募集締め切りは5/14(月)までとなっております。
↑↑※応募が殺到したため、締め切りが3月末日までに変更されたようです(ロイヤルカナンより)↑↑
3/31をもちまして、モニター募集キャンペーンを締め切らせていただきました。(3/31追記)
フードの販売は引き続き行っておりますので、気になる方はお気軽にスタッフにご相談ください。
オークどうぶつ病院けやきの副院長の前谷です。
暖かくなるにつれ、フィラリア予防の時期が近づいてきましたね。
病院が混み合う前に、この時期にフィラリアの検査を行っておくことも可能です。
犬はもちろんですが、猫もフィラリアに感染することが分かっていますので、予防をオススメします。
その際、各種健康診断の検査も同時に行うことができますので、ご希望の方は担当獣医師にお申し付けください。
犬と猫の心臓病の違い
血液検査で異常を見つけにくい臓器の1つとして、心臓の病気があります。
犬に多い弁膜症(心臓の中の弁が閉じなくなる病気)は、聴診器で心雑音を聞くことで早期に診断することが可能です。
それに対して、猫の心臓病は聴診で診断できることは少なく、水面下で無症状のまま進行します。
運が悪く血栓ができて動脈に詰まった場合は、昨日まで元気にしていた猫の命をあっという間に奪ってしまうこともある、とても恐ろしい病気なのです。
猫に多い『心筋症』を正確に診断するには、心エコー検査(心臓超音波検査)が必要となりますが、暴れてじっとしてくれなかったり、ドキドキして心拍数が上がると心臓内をじっくりと見ることが難しくなります。
もっと手軽に心臓の病気を疑うことができる検査があれば、猫ちゃんたちにかかる負担も少なくなります。
心臓病の可能性を疑うことができる新しい検査の登場
そこで登場したのが、新発売の『スナップproBNP』という検査キットです。
心筋に負担がかかった時に血液中に放出される物質である、NT-proBNP(N末端プロB型ナトリウム利尿ペプチドという長たらしい名前があります・・・)を検出することで、無症状でも気づかないうちに心筋に負担がかかっていないかどうかを、血液を抜くだけで知ることができます。
この検査キットを使うことで、無症状の中等度以上の心筋症の猫の85%を検出できると言われています。
NT-proBNPという検査は、これまでも血液を検査センターに送付することで測定できた検査なのですが、検査結果の報告には数日かかりました。
この検査キットは院内で10分あれば判定できますので、健康診断の一環として心筋症のリスクを知ることができると考えています。
こんな時にご提案するかもしれません・・・
・心筋症になりやすい品種の場合: メインクーンやソマリ、アメリカン・ショートヘアなどの猫ちゃんは、若くても要注意です。
・聴診して心雑音やギャロップ(馬が走るような心調律)などの異常があったとき
・健康診断の一環として、心臓病の可能性を否定したいとき
・呼吸が苦しい、咳をするなどの症状があって、心臓病からの可能性を否定したいとき
・心臓病が疑われるが、猫が大暴れして超音波検査が難しい場合
検査費用は、¥4,500(税抜き)となっております。
純血種の洋ネコちゃんを飼っていて心配な方や、健康診断の一環としてご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。
新しい先生が入ります!
2018年03月16日 (金)
オークどうぶつ病院けやきの副院長の前谷です。
来週の火曜日3/20より、オークどうぶつ病院けやきに新しい獣医師が入ることになりました。
以前からご来院いただいている方はご存じかもしれませんが、「紫牟田(しむた)先生」と言います。
当院を退職後、関東の病院で腕を磨いて戻ってきました。
パワーアップして帰ってきた紫牟田先生に私たちも大いに期待しております。
関東での経験や、違う病院で見てきた良いところをどんどん取り入れてもらい、さらにオークどうぶつ病院を盛り上げてもらいたいと思います。
3月後半と4月の「オークどうぶつ病院けやき・獣医師勤務表」を更新いたしました。
3/20(火)よりシフトに入ってもらい、4月より新体制でオークどうぶつ病院一同頑張りますので、皆さまどうぞよろしくお願いいたします!
オーク・グループ勉強会
2018年03月13日 (火)
オークどうぶつ病院けやきの副院長の前谷です。
オークゆかしい話は、今後スタッフの持ち回りでお届けしたいと思っています。
・病院の雰囲気が伝わるような記事を。
・スタッフのことを知ってもらえるような内容を。
・新製品や新しい検査機器のご紹介。
・病気についてのお話など、皆さんにちょっとお勉強してもらう内容も。
そんなブログにしていきたいと思っていますので、引き続き『オークゆかしい話』をよろしくお願いします。
お引っ越ししたOq のブログ『オークぶかい話』も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
さて、先日は診療業務終了後に、オークどうぶつ病院のOBの先生たちや代診の先生たちを集めての「オーク・グループ勉強会」を開催しました。
当院の獣医師4名(+助っ人1名)に加えて、OBの瓜生先生(うりゅう動物病院)+代診の先生2名、OBの上村先生(もみじ動物病院)、OBの山田先生(ゆうき動物病院)の総勢10名で白熱した議論を行ってきましたよ。
私はというと、最近みたネコの心臓病のケースを画像・動画を交えて発表しました。
様々な質問あり、治療方針についての意見あり。。。大いに盛り上がりました!
いや~、若い先生たちと、あーでもない、こーでもないと白熱した議論をすることは、本当に刺激になりますね~。
モチベーションアップにつながります。
そう言ってる時点で、もう私は若くないんでしょうかね。。。
「先生白髪増えましたねぇ」「ちゃんと食べてますか?」
色々と心配のお声をかけて頂くことが多くなりました。
「精をつけなさい!」と差し入れを頂くこともあります。
本当にいつもいつも感謝しております!
皆さんのご期待に応えるため、ますます頑張らせていただきます!
前谷
オークどうぶつ病院けやき 副院長の前谷です。
昨日の午後は、発売後7ヶ月を経過したアトピー性皮膚炎の新薬『アポキル錠』のセミナーに参加してきました。
以前もアポキル錠についての記事を書きましたが、ステロイドに頼らない安全性の高いアトピー性皮膚炎の薬として、とても期待されて市場に登場した新薬です。
発売から7ヶ月経って、細かな使い方をこう工夫した方が良いとか、こういう症例にはあまり向かないなど、よりアポキルの特徴や、うまく使いこなすためのコツみたいな情報が集まって来ており、それを共有する場となりました。
治らないアトピー性皮膚炎やその他皮膚病の犬が少しでも快適な毎日を過ごせるように、もっともっと勉強せねば・・・と思っております。