外出自由な猫の10歳、おまけに避妊手術はしていません
出産経験はないというが・・・
今回はお腹が張ってるとのことで来院です
”妊娠をしている” と言われましたが、
おっぱいは張っておらず、痩せています
子宮蓄膿症の疑いですが・・・
妊娠を期待して、手術は延期するという
数週後、再検査で更にはっています
手術です
これが入っていました
比べてください
ドでかい
ドでかい
解放すると、
出てくる出てくる
2.9kgの体重が、2.4kgに
この子宮:500gです
お腹で割れずによかった
避妊は必須ですよ
From Oq
17歳の猫ちゃん
年末から体調を崩しました
血液検査では肝臓、胆管、腎臓が悪いです
最近は特に食べなくなってきたため、点滴にお越しです
黄色いのがわかりますか?
結膜も
ひどい黄疸です
少しでも気分が良くなるように、ビタミン強化の点滴を腹腔内にしました
老衰と言ってしまえば、その通りかもしれませんが・・・
少しでも、少しでも気分が上がるように、良くなるように
From Oq
猫のアレルギー様皮膚炎
2017年01月13日 (金)
猫のアレルギー
犬や人と同じです
今回は・・・
特に眼の周りや、
顎に出ました
とてもかゆいそうです
血液検査の一種、血液塗末検査でアレルギー様疾患と 暫定診断 しました
好酸球という、白血球の一種類が増加しており、寄生虫かアレルギー性疾患を疑うのです
“ 全身性紅斑性狼瘡 ” や ” 天疱瘡 “、” 好酸球性皮膚炎 ” と言う病気の可能性が高いです
引き続き、確定診断に向けての検査はありますが、
かゆみが強いし、皮膚の書き壊しも酷いので・・・
ブロードラインを投与して、抗寄生虫
ステロイドで皮膚炎を治療
とにかくかゆみを止めてあげます
ただ18歳の高齢猫・・・腎不全もあり薬の投与は慎重さが要求されるのです
病気の診断と治療はなかなか難しい・・・
From Oq
恐ろしい病気です
予防注射はありません
発症したら亡くなります
多頭飼育で発症することが多いようです
症状は全身性の血管炎
腹水や胸水が溜まったり、下痢したり and so on
目が曇ることもあります
インターフェロン、抗生剤、場合によってはステロイドの投与が必要となります
とにかく恐ろしい病気です
From Oq
猫にもマイクロチップ
2016年12月22日 (木)
去勢手術とマイクロチップでお越しです
これがマイクロチップ用注射
この白い注射器に入ってます
針の中にチップがあります
注射後、チップの確認
はい、数字が出ました
この番号がこの仔の番号
行方不明になり、発見された時にはこの番号で、飼い主名、自宅住所が判明します
つまり、この仔の身元が確実にわかるのです
ありがたいチップなのです
犬や猫にはお勧めです
From Oq
自宅の鶏が食い殺されたので、罠を仕掛けたら捕まったという猫デス
その割にはちょっと小さめの猫か
他にも鶏を狙ってる猫がいるかもしれません、まだまだご用心を
さて、
こじんまりとして、落ち着いてます
この後、麻酔をかけて去勢手術
猫白血病感染症(-)、猫エイズ(-)
3種混合ワクチン、アドボゲートの虫下し、マンソン裂頭条虫駆除のフルコーラス
それにしても、このかご罠
緑色の針がね網入りです
ちょっとでも網に触れると扉がしまる仕掛け
飼い主の、並々ならぬ捕獲に敬意を表します
From Oq
今シーズン初 !!
2件続けて、猫ヘルペスウィルス感染症、猫カリシウィルス感染症が来院しました
猫のインフルエンザ様の病気です
そんな病気には、
インターキャット
聞きなれない言葉でしょうが、猫のインターフェロンです
免疫をあげて病気を治す
3回~5回、注射します
1回の注射で軽減することもあります
+二次感染予防としての抗生剤と、
このようなリジンが含まれる薬も処方することがあります
リジンは特定のウィルスが嫌がるアミノ酸です
この病気は7日で悪化し、14日目で免疫ができて治癒することが多いです
そのため、2週間が勝負です
悪化して亡くなることもありますので、予防注射を確実にお願いしますyo
感染経路は空気感染、接触感染で簡単にうつります
接触感染はウィルスが人間に付着し、自宅まで運んでの感染です
よーく聞きく言葉
外に出してないからワクチンしてない
いまだに困った患者さんがおおございます
From Oq
prevent? or treat?
この猫君の耳の先が
ないっ
良く見ても、ないっ
なーんでか♪ なーんでか♪
オーナーにお聞きすると、
仔猫で保護したときにはなかった・・・
正解は・・・・・・蟻にたかられて耳を食べられて持っていかれてるのですyo
切り取りやすいところから持っていきますよねー
なぜそんなことが言い切れるの?っとお思いの方
経験です
子供の時にそんな光景を、嫌ちゅー程見てました
From Oq