カメムシとの格闘で負けました。
強烈な屁が眼に入りました・・・無念 (-_-;)
皆さん注意しましょう
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2013年11月05日 (火)
カメムシとの格闘で負けました。
強烈な屁が眼に入りました・・・無念 (-_-;)
皆さん注意しましょう
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2013年11月12日 (火)
老猫にかかりやすい病気として、甲状腺機能亢進症があります。甲状腺は気管近くにあり、新陳代謝をつかさどる臓器です。つまりこの病気は甲状腺ホルモンが出すぎるので、新陳代謝が激しくなります。
症状は食欲亢進だが痩せてくる、眼がらんらんとしている、老猫なのに仔猫のように活発、などです。
上写真:10歳の猫、食欲旺盛、多飲多尿、大量排便、体重減少、脱水、毛づくろいしない、眼がぎらぎらしている、甲状腺を触診すると2cmのしこりあり。
血液検査では甲状腺ホルモン測定不能なくらいの高値、肝パネル、CK高値。
これらを改善すべく入院です。この病気の最も恐ろしいのは代謝が高まっているので、心臓までもがオーバーワークとなっていることです。つまり心不全で死んでしまう可能性が高いのです。甲状腺の薬、心臓の薬投与で落ち着かせた後は、甲状腺機能亢進症用のキャットフードがありますので(Hill’s y/d)それを食べることが治療のゴールとなります。
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2013年11月10日 (日)
落ちて犬歯が折れた猫ちゃん来院しました。
落下は昨晩の出来事です。発見と処置が早かったので抜歯せずにすみました。まだ3歳です、歯を大切に。
・・・・・って、早くも歯石がついとりますが ^_^;
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2013年11月08日 (金)
外でのケンカです。この顔見て下さい。
発熱がなく、血腫かなと考えましたが、実際は膿でした。
猫の爪は細く鋭いので、皮膚を貫通後にすぐふさがります。田植えのように体内に菌を植え付けて、空気を遮断するように皮膚がふさがり、細菌が繁殖し膿がたまります。
外傷がなくても後々ひどくなるのが発見を困難にしています。
外はダメダメダメダメダメダメェェェーッ!!(参照:ジョジョの奇妙な冒険)
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2013年10月27日 (日)
脱水をおこすと全ての機能が停止します。
脱水の原因は食欲不振、下痢、嘔吐、ショック状態などで、簡単に言うと体の水分が無くなることです。症状は口が渇く(唾液が出ないということ)、眼が落ちくぼむ、無気力、皮膚をつまむと戻らないetc.。
とにかく点滴が必要です。血液検査と尿検査が早急に必要で、それによって点滴の種類や滴下速度が決まります。その後、脱水の改善を図りながら原因となっている病気の治療がスタートとなります。
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2013年10月01日 (火)
小さなダニが寄生して、激しいかゆみを伴う病気です。
野生のタヌキが脱毛して死んでいるという報道ををご存知でしょうか?あの原因が疥癬の感染なのです。かゆみがひどく、眠れず、食べることもできず衰弱して死んでしまうのです。
疥癬は薬の投与で治ります。また、一回の検査でわからないことも多いので疑わしければ薬をお出しします。
以前、自分が湿疹が治らず皮膚科に行った時、疥癬の検査されました。
自分 “ せんせぇ~、疥癬なんて今どきいないでしょっ ”
皮膚科の先生 “ 今、人にも多いんだよ ”
自分 “ ・・・・・ ”
皮膚科の先生 “ (顕微鏡を見て)・・・・・・・・・・・・・・ 陰性 ❤ ”
自分 “ ^_^; ”
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2013年10月01日 (火)
尿閉とは尿が出なくなることです。特に♂の猫で、ちんちんの先に砂がつまって、尿閉となります。
原因は体質と食事です。特に食事が重要です。シーフード系(かつお節、ちくわ、かまぼこ、いりこ等Mgが多い食事)を与えると危険が増します(全ての猫がなるわけではありませんが、体質が強いとなります)。
もっとひどくなると、ちんちんを切除し、尿が出やすい手術をします。♂がなりやすいというのは尿閉がです、♀もこの病気になり血尿をします。
予防は食事の管理です。また、市販でも低Mg対応や尿石対応と注意書きのフードが出ておりますが、予防とならないようです。
専用の食事を食べて(動物病院での処方食)、この石を溶かすのが治療法であり、予防法です。治ったと思って普通のフードに戻すと、また再発いたします。
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2013年09月15日 (日)
狂犬病は咬まれてうつる、人と動物の非常に危険な病気です。犬以外でも猫でもアライグマでも、ハムスターでも狂犬病に感染している動物にかみつかれたら感染します。致死率が高い病気としてギネスブックに掲載されているとの事です。
また、ロシアからの不法上陸した犬が危険視されています。実際はもう日本に上陸しているかもしれません。
では実際上陸していたらどういうことになるでしょうか?治療しない病気ですので動物の場合、感染がわかれば安楽死になります。犬猫問わずです(鳥インフルエンザや口蹄疫の場合、周辺の鳥と牛は感染の有無に関わらず安楽死でしたね)。人の感染は100%死亡します。家畜法定伝染病に指定されている病気ですから厳しい処置が出ると思います。
世界の中で狂犬病清浄国は日本(アジアで唯一)、アイスランド、ハワイ、グァム、フィジー、オーストラリア、ニュージーランド・・・だけなのです。
どれだけ世界に蔓延しているか、清浄が難しいかおわかりでしょうか。そのためにも狂犬病の予防注射が侵入の阻止に役立っているのです。
また、海外渡航の際に狂犬病には十分注意してください、かわいいからと言って動物にむやみに触らないことです。海外へ動物を連れていく際には猫にも狂犬病予防注射が義務づけられている国がほとんどです。
ちなみにゾンビの映画はこの狂犬病がモデルと言われております。咬まれて次々とうつる様は似ていますyo、しかも治療しない所も同じです。
参照:厚生労働省、農林水産省、日本獣医師会HP
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2013年09月15日 (日)
日本の狂犬病発生は1958年からありません(つまり55年間発生していない)。しかし、1970、2006年にネパール、フィリピンでの咬傷により日本国内で人が亡くなっています。55年間発生がないからと言って狂犬病ワクチンを注射しなくてよいのでは?という意見も聞きます。
鳥インフルエンザのことを考えてみましょう。鳥インフルエンザは1925年(大正14年)から発生していませんでしたが2004年(79年ぶり)に発生しました。
口蹄疫もあります。口蹄疫は1909年~1999年まで90年間発生していませんでしたが2000、2010年、に発生しています。
どうですか?いつでも入ってきそうな感じを受けますよね。
The Natural History of Rabies (Academic Press)
名前が狂犬病とついているが全ての哺乳動物に感染する人畜共通伝染病で予防注射は狂犬病予防法に基付いた、犬や人、そして社会を守る為のワクチンです。
治療法は無く、感染してからの発症予防はあるが発症してしまうとほぼ100%死に至る恐ろしい病気である。
狂犬病は予防注射とペットの適正飼育、外来種の対策などによって確実に発生を阻止できる病気です。≪沖縄県感染症予防計画より≫
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2013年09月15日 (日)
狂犬病のワクチンは法律で決まっております。必ず注射をお願いします。
なぜ今時こんな話を、とお思いでしょうが、お隣の国、台湾で狂犬病が発生したのです(平成25年7月26日イタチアナグマから)。日本獣医師会が緊急対策会議を開いております。台湾は世界で数少ない狂犬病清浄国でした(52年ぶり発生)。
アメリカでは2006年にニューヨークで人をかむ猫から狂犬病がありました。韓国では1984年に狂犬病を撲滅しましたが、予防の徹底をしておらず1993年に再発生しており、いまだに撲滅しておりません。人も死亡しています。
つまり、お隣の国では狂犬病が発生しており、いつでも日本に上陸してもおかしくないのです。
犬だけではない病気が、狂犬病の名前の響きの怖さです。
参照:厚生労働省、農林水産省HP
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