確保
このダニ君
体長9mm x 8mm x6mm
皮ごと取るのが重要です
けっこう動き回ります
毛を取って、ひっくり返して
かなり血を吸っています
草むらに潜んで次の獲物を待つ
その獲物とは、犬、猫、野生動物、ネズミ、そして人
これらの動物に殺人ウイルス:SFTSウィルスを媒介するのがマダニ
このウイルスに感染して体調崩す or 死ぬ 前に、家族の動物のダニ予防を毎月しましょう
このウイルスに感染して体調崩す or 死ぬ
と言うのは人ですyo
詳細は下記に
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc.html
http://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/3143-sfts.html
From Oq
写真は待ち受けにどうぞお使いください
トゲじゃありません
毛玉です
連装砲?
高齢の猫に多いような気がします
自分で毛繕いが完璧にできなくなってこうなるようです
柔軟性がなくなって届かないのかな?
18歳のミーちゃんデス
甲状腺機能亢進症と、慢性腎不全です
気合い十分なおばあちゃん猫
まだまだ頑張れ
From Oq
お越しの6か月♂、はる君
いたって元気そう
去勢手術前の診察での発見・・・
驚愕!
尻から縫い糸・・・
我が目を疑い、各方面から確認
糸っ
糸ですよ
今は元気あるし、とりあえず去勢手術の麻酔中に引っ張って見ることに
三味線屋の勇次ばりに、スルスルスル~
絡まっている様子もなく、
糸、確保っ
緊張の一瞬でしたね
去勢手術といえど、しっかり身体一般検査の必要性が改めて確認できました
From Oq
!?
避妊手術などで開腹手術を行います
ただ、目的の事だけをやって手術は終わりではありません
手術が終わり、縫合する前には中の臓器の確認を行います
今回は・・・、
膵臓にしこり発見
膵臓は肌色の臓器、その上の腸は十二指腸です
黄色がかっているのが腫瘤
この猫は肺の腺扁平上皮癌で、左副腎に転移していました
膵臓のこの瘤は多発性嚢胞で良性でした
開腹した時には極力全臓器、見える範囲で検査しています
From Oq
去勢手術を他の病院で
2017年08月25日 (金)
実施した、1歳の猫ちゃん
手術部が化膿し当院へ
いつ去勢手術しましたか?
6月です
今日は8月24日ですけど・・・、そんな前に?
まず毛を刈りまして・・・(手術時毛を刈ってなかったのかな?)、
向かって左の陰のうに穴が開いています
触診すると漿液が出てきて、硬結があります
排膿と消毒、排膿と消毒、排膿と消毒
抗生剤をもらったといいますが・・・
投与量が少なすぎて、効果がうすそうデス
今日からは抗生剤の強化と、抗炎症剤投与です
動物病院の名誉にかけて、治癒を試みます
去勢後このようになるのを初めて見ました
基本的な手術ですが、心得を込めてしなければ後々厄介なことになるという教訓として受け止めます
ちょっと気が重くなりました
From Oq
今朝から嘔吐を10回ほど繰り返し、食欲がない1歳の猫が来院です
吐くという症状はすべての病気のサイン
吐くだけでは何もわかりませんが、10回吐くのはかなり異常
肝臓腎臓膵臓疾患でも吐くでしょうが、そんなに頻回には吐きません
しかも1歳です
いつものようにお聞きしますyo
食餌以外で食べることありますか?
はい、輪ゴムとかネズミのおもちゃとかを食べたことがあり、いつも吐きだしていました
・・・・・・
だから、古くなってボロくなったら新しいネズミのおもちゃを与えていました
・・・・・・、レントゲンとりましょうね
・・・・・・、腸閉塞です、手術しましょう
・・・・・・
来院30分後に開腹手術です
十二指腸に異物発見
腸管内をゴリゴリ進んでいったため、出血が腸の外側まで見えます
+膵臓にも出血があります
摘出完了
んで、異物というと・・・
目がしっかり付いた、ネズミのおもちゃ
教訓
飲みこむことができる大きさのものは、与えてはいけません
From Oq
本物のネズミならまだ良かったかもしれません
5月に出産した猫の避妊手術です
野良猫が入り込んできたそうです
捕まえた時が避妊どき・・・ですが、
さすがに仔猫の育児が終わってからという事で
出産後1.5カ月目で手術
すでに発情して夜も寝ないそうです
ちょっと早い発情周期?
避妊すると・・・発情中の子宮デス
卵巣は・・・
どす黒いところが排卵直後の卵胞
.
左右とも排卵しています
猫は交尾排卵動物です
という事は・・・
交尾したら確実に仔猫ができるという事
この卵巣からすると、もう交尾しちゃいましたねー ×5以上
もうちょっとしたら出産するところでしたよ
やはり捕まえた時が手術時ですね
From Oq
猫の避妊手術です
その時、発見しました
膀胱の先端にくっついています
それが、尿膜管遺残
胎生期にへその緒と膀胱はこの管で繋がっています
生まれた瞬間切れて独立した膀胱となります
しかし、切れないで、臍の裏に繋がったままの仔がいます
膀胱尖が角ばっています
そこに尿が溜まると、血尿します
つまり膀胱炎になりやすい体質です
幸いこの猫はその症状はありません
血尿したら、頻尿になったらこの尿膜管遺残症を切除しければなりません
本来ならこのような膜になっています
当院の避妊手術はただ手術をするだけではなく
肉眼で見ることができる臓器はすべて確認し
異常がないか否かを確認しております
お腹をあけるというのは一生に一度あるかないかの重要な検査方法の一つです
From Oq