と言う主訴の12歳、コッカースパニエルくん、♂
体重が3kg減少しています
身体一般検査を実施すると、口臭がひどいので口内炎の可能性
口を開けてみようとすると、とても嫌がり抵抗します
特に左上を痛がります
口内炎専用の抗生剤と、口内正常細菌の(腸でいえば腸内細菌)錠剤と、痛み止めで7日後の再診としました
7日後、薬投与後次の日から食欲元気が出て、口臭がなくなったそうです
口もあけさせてくれます
上記の薬で元気になるなら歯周病なので歯石除去をお勧めすると、次の日に決定
僧帽弁閉鎖不全、三尖弁閉鎖不全症のコッカーくんに麻酔です
血液検査、甲状腺ホルモン検査、尿検査、胸部レントゲン検査、心電図検査、頭部レントゲン検査を実施
歯石除去開始
すると・・・
左上顎奥歯(M2)の歯がなく、大きな穴が開いています、膿んでいます
硬口蓋中央までその穴が拡大しています
相当痛かったはず
鋭匙で膿や、腐骨を取り洗浄の繰り返し
ただの歯石除去ではなかった
この処置をしなければ、再び悪化するところでした
飼い主の決断が功を奏しましたね
歯周病が非常に悪化した状態でした
歯を磨くべし
From Oq
歯ぁ、みがけよ~
17歳のヨーキー君です
狂犬病ワクチン接種と耳の掃除にお越しです
ですけども・・・、
薄毛に脱毛、黒い色素沈着、やや体臭の皮膚症状のオンパレード
顔は、
鼻の上の脱毛、色素沈着・・・そして17歳
この病気は老犬の病気である、甲状腺機能低下症です
症状は代謝が落ち、皮膚の免疫の低下 etc.
⇒ 皮膚の感染がおこりやすい
体内では徐脈などの各臓器の活動低下
⇒ 腎不全が恐ろしい
表面がこのようになってますので、体内活動も・・・
併発症として高脂血症で、それからの胆石、胆泥症、膵臓疾患もおこりえます
老犬の皆様、血液検査で甲状腺ホルモンを検査しましょう
今ではどの病院でも測定できるようになってますから
そして甲状腺ホルモンを飲みましょう
元気になりますyo
From Oq
How many heads ?
2016年11月23日 (水)
妊娠50日目
縦と横から撮影
何匹?
次ーっ
妊娠62日目
何匹いる?
骨盤通る?安産?
次ーっ
いっぱいいるっ
妊娠45日目からレントゲンに写ります
2回くらいレントゲン検査をすれば、成長度合、頭数、安産か帝王切開かがわかります
超音波検査では頭数はわかりにくいですが、胎児の生死はわかります
From Oq
How many heads ?
夜鳴き、無駄吠え、徘徊、下の世話etc.
犬にもよくあります
特に柴犬系に多い気がします
それだけ長生きしてるということでしょう
病院内の犬、17歳、雑種・・・柴犬系
挟まって動くことができず
わざわざそんなところを通る?
膵炎を乗り越え、腎不全と闘いながら、最後の大一番、痴呆との戦い
ビタミン強化、ACE阻害剤、T4剤、週1~2回皮下点滴で体調をキープ
食欲旺盛、目、耳は機能ガタ落ち、鼻はまだイケます
ボケてきたなら、鼻を使わせてそのボケ防止しましょう
犬が好む匂いTOP3の一つがこれです
アドバイス会でご紹介のアレです
これを使ってしつけもできる、ご褒美にもなる、comfortableになる
お試しあれ
From Oq
慢性化膿性肥厚性難治
2016年11月20日 (日)
性の外耳炎のA.コッカーくん、14歳5カ月
左耳です・・・と言っても原形をとどめておりません
耳の穴がふさがってしまい、膿がたまってしまいました
切開です
対処療法のみです
本来なら、耳道切除が必要ですが・・・
血膿がでてきました
定期的に耳洗浄で極力緩和してきました
今後も耳洗浄で Q.O.L.を維持していきましょう
コッカースパニエルは必ず慢性の外耳炎になります
用心して、クドイくらい耳をチェックしてください
From Oq
っと、言うことでお越しです
全身の触診にて、
腹圧よし、便少量、軟便あり、目耳鼻よし、口の中何もなし、各リンパ節異常なし
吐くことで思い当たることはありますか?
いいえ
便は?
少しだけ軟らかいです
では、便検査を致しましょう
イチゴジャム??
少しな軟便から血便に移行中
原因はこれですね
良くお聞きしますと、少量頻回の下痢便・・・
大腸炎の症状
吐き気はここからきています
吐き気止め注射と一日絶食、抗生剤、整腸剤を処方して自宅療養
これでも治癒なければ、レントゲン検査、血液検査を実施します
とにかく一日は絶食が大切です、お腹を休めましょう
From Oq