暫定王者

2016年06月22日 (水)

歯石のチャンピオン、14歳ヒメちゃんです

病院に入ったとたん、待合室が口臭で臭くなるほどです

かれこれ、5~6年前から歯石除去をお勧めしていましたが・・・

14歳にして決心、結審

 

例のごとく、血液検査 尿検査 心電図検査 胸のレントゲン検査 歯のレントゲン検査にて歯石除去

 

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歯石が連なっています

 

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かち割ってヒビを入れて、とりやすくします・・・硬いし、分厚い

 

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抜いた歯の大穴は縫合して、

 

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キチンと塞ぎます

 

下あごはレントゲン検査で歯周病のため折れそうで、慎重に、慎重に、それはもう慎重に抜歯しました

 

全行程3時間・・・

 

大手術です

 

 

歯と言えど大手術です

 

 

 

せめて12歳までには歯石除去しましょう

 

かなり負担がかかります、ワンちゃんにも、獣医師にも

 

 

 

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申し訳ござらぬ

 

熱中症

2016年06月20日 (月)

が、来院

自宅で体温が40℃あったとのことでお越しです

 

院内では40.9℃

即、冷やします

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まず水で身体を濡らし、ドライヤーで乾かします

 

気化熱で体温を下げる作戦

 

乾いたら、またシャワーで濡らし、乾かし、冷やす

 

そうすると、体温が下がり過ぎずにいい感じです

昔は冷水浣腸や、水風呂につけ置きなどがありましたが、体温が下がり過ぎます

 

その後点滴、抗生剤、抗凝固剤を投与して退院しました

 

 

熱中症は死亡率が高いです

 

今後、気温や湿度には十分注意しましょう

 

 

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突然死

2016年06月16日 (木)

リハビリ(5月13日)にてお伝えしました15歳、テオが急死しました

20~30分前までは他の犬と遊び、おやつなども取り合うくらいでした

既往症や嘔吐、失禁、脱糞のなく、もがいた様子もありません

急性心不全で亡くなったと考えられます

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予想だにしないことがあります。

入院やホテル中に、こういうことが起こることもあります、

最大限注意を払って獣医師や看護師が監視、管理をしていますが。

 

このテオの件をスタッフで共有し、今後ホテルなどのお預かりの際にはどんな動物にも起こりえることを、飼い主様にあらためて啓蒙しなければならないことを学びました

 

 

リハビリのブログをご覧いただき、リハビリ用具やベジタルチュウをいただきましたオーナー様もいらっしゃいました

誠にありがとうございました

 

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ご紹介いただきました

2016年05月30日 (月)

歯が痛そうなワンちゃん、12歳半です

他院では抗生剤と痛み止めでの治療だそうで、当院に紹介でのお越しです

 

根本治療をお勧めしまして・・・

レントゲン

DSC06891どの歯が痛いのか、どの歯を抜くか、のための撮影です

歯槽膿漏(歯周病)でした

血液検査、尿検査、心電図検査も行い、全身麻酔で歯石除去です

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衝撃の汚れで手振れしました

 

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裏側まで歯石がびっしり

歯周病の歯は丁寧にゆっくりと、顎の骨が折れないように抜歯しました

15本ほど

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続きまして、研磨×2、キュレッタージ、ルゴール消毒で終了

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この白さをキープしていきましょう

 

 

ご紹介いただきまして、ありがとうございました

 

 

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リハビリ

2016年05月13日 (金)

15歳の病院犬、テオ(避妊♀)

14年前、交通事故で運ばれてきました

背骨の骨折で半身不随、お金かけられないので安楽死を、っと言われた仔です

 

病院内で引き取り、背骨の手術をし、後肢が腐ったので断脚し14年

 

さすがに最近体力が落ちてきました
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リハビリしてくれてます

前肢だけで上手に普通に歩きます

 

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さすがにお疲れです

 

 

 

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時空の割れ目から出現した犬ではありません

 

 

 

 

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他院から

2016年05月12日 (木)

子宮蓄膿症と診断されていました11歳の、はなちゃん(パグ)です

膣から膿がでています

太っています

かかりつけでは抗生剤の注射と皮下点滴に通院していたとのこと

日に日に具合が悪くなり、当院へ

 

・・・・・・・

 

即日、手術です

術前の検査はかかりつけで血液検査をしていました

それを参考にして麻酔準備・・・・・・・

血糖値が478・・・

 

あのー・・・、

糖尿病かもしれないとは言われたそうです

 

即、尿検査:例のUPCが500mg以上(測定不能)

尿糖、ケトン、黄疸+   糖尿病性ケトアシドーシス

心雑音Ⅲ/Ⅵ        ⇒  僧帽弁閉鎖不全症 

貧血(26%)       ⇒       輸血開始

 

超のつく重症です

 

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 膿の重量は200g

フィラリア検査

2016年05月09日 (月)

時期的にこの検査が多いのです

フィラリアの現物はこれです、ホルマリン漬けのフィラリア

         (オーク寄生虫ミュージアムより)

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今回も12歳の柴犬、フィラリア検査とシャンプーでお越しです

 

採血をしつつ、結果を待ちます

 

去年は5月に3個、フィラリア予防薬のお持ち帰りです

4月から12月まで月一回必要な薬数は、8~9個なんですけども・・・

しかも去年のが残っているとのこと

外で飼っている・・・・・・ふむー

 

本犬はいたって元気にしています

尿タンパクが出ていましたが

 

さて結・・・・・果、、、、、、、、、

 

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下がこのワンちゃんです

線が2本は陽性、上の1本は陰性

フィラリア症でした

 

 

これ以上、心臓内にフィラリアが増えないよう、さまざまな薬のお世話になっていきます

もちろん処方食も

 

 

 

月1回のお薬投与で、完全予防をしましょう

途中でやめないように12月下旬~1月中旬までは投与しましょう

 

 

 

 

 

 

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耳掃除 咬みます

2016年05月04日 (水)

っと言うわけで

エリザベスカラーです

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ふんがふんが言ってます

 

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毎日、自宅での耳洗浄が必要です

咬まないように訓練です

 

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もみもみ籾

 

 

 

 

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起立困難

2016年05月03日 (火)

の、M.ダックス君10歳♂です

今朝から悪化したとのこと

 

椎間板ヘルニアか?と思いながら診察室へ急行

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椎間板ヘルニアなら、後肢麻痺ですが・・・

左半身マヒです

犬にまれな、脳梗塞か??

 

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診断にはMRIしかない

当院にはない

しかも、休日

ダメもとでMRIのあるU動物病院へ即電話

RRRRR・・・

はい、もしもしー

 

電話に出ていただきました

 

早速、明日MRI検査です

これで確定診断し、治療法が決まります

 

とりあえず、救急の処置をし、食欲はあるので自宅療養です

 

 

休日にもかかわらず検査引き受けていただきまして、ありがとうございます

 

 

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包皮炎

2016年04月22日 (金)

チンチンから膿出ています

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おしっこの滴が包皮に残って細菌感染したものです

 

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この膿が尿道炎、膀胱炎、尿管炎、腎炎の引き金となります

 

清潔に保ちましょう

 

洗浄しましょう

 

そうしましょう

 

 

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