1か月前から次第に、だそうです。
3歳の肥満児チワワ君です。
聞こえないとなると、鼓膜が破れた?脳の腫瘍?
・・・色々考えつつつ診察すると、
耳はキレイだが、耳道内をのぞくと、
・・・・・
蝋のような耳垢がギッチリつまっていました。
これでは聞こえませんなー
蝋のような耳垢には、水溶性の耳洗浄液は弾かれてしまいます。
そこでオイルっぽい耳洗浄液を使って洗浄をすると・・・、
出てきたっ
”赤だし” のようです。
酵母菌もたっぷりいました。
細菌性酵母性外耳炎による耳道閉塞性難聴です・・・・・ながいっ
耳の洗浄を一日一回、抗生剤の点耳薬1日2回、痒みどめ投薬1日1回3日分処方で治ってくれるのを期待します。
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去勢手術に来院しましたが、涙管洗浄も一緒にしました。
流涙症です。
涙で、べちょべちょ
特に左っ
鼻涙管は上下に各1個ずつ、合計4本の管があります。
この管が何らかによって、詰まったり、不全だったり、狭窄だったりすると涙が外に流れ出てしまいます。
そこで、涙管洗浄
この涙管に水圧をフラッシュ
通過すると、鼻から液体が出ます
今回4本とも通過しておらず、3本は通過させました。
なかなか完治させにくい病気ですので、目薬で軽減して行きます。
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去勢手術に来院しましたが、臍の手術も行いました。
臍ヘルニア=でべそ
この臍をきれいに除去しました、絞扼されると腸が壊死しますので。
ひどい臍ヘルニアの主な兆候は、これだっ
臍、やばそうです
こうなる前にきちんと予防です。
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元気、食欲がなく、尿もれ、痩せてきたという主訴で、はじめてお越しの9歳、去勢済のT・プードルくん。
痩せてきたとは言うけれど、肥満児です。 ニュートリション120% !!
食欲ないとは言うけれど、好物は食べるとのことでしたが・・・わがまま?
尿もれは・・・膀胱炎?
色々お聞きしましたが、せめて尿検査をお願いしましたところ、この結果っ
・・・・・。
糖尿病性ケトアシドーシスです。 からの細菌性膀胱炎。
命の危険性をお話し、抗生物質を投与後、一度お帰りになりましたが、次の日に来院。
詳細な血液検査を行い、血糖値は686以上で測定不能 (゜-゜)
点滴入れて、インスリン投与開始。
数日は入院です
平行して以下の病気の治療も開始です。
僧帽弁閉鎖不全症 甲状腺機能低下症 乾燥性角膜炎 肝胆障害、高脂血症
そんなに睨むなょ
教訓
① 尿検査は他の検査同様に非常に大切
② 肥満は万病のもと
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犬や猫にも癲癇があります。
てんかん様発作と呼びます。
伝染病、腫瘍、脳疾患、遺伝など原因は様々です。
MRIや伝染病抗体検査など多角的な検査が必要となります。
多くは抗てんかん薬で落ち着きます。
様子を見てはいけません。
病院へご相談をお願いいたします。
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生ゴミをあさっているところを、見つかって怒られました。
びっくりして喉に詰まって、そのまま死んでしまいました。
以前には・・・
おにぎりを盗み食いして詰まらせてしまった犬もいます。
人の食べ物を日ごろから与えると、捨てた残飯、落ちてる弁当の残り(拾い食い)等を、知らず知らずに教えているのです。
日頃からの食餌の管理が大事です。
命は飼い主が握っています。
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またしても、またしても・・・
下痢と嘔吐、食欲廃絶の主訴で来ました7歳のチワワ君、ミルちゃん。
少量頻回の下痢です⇒大腸炎で下痢と嘔吐かな?
しかし、元気がありません、40.5°の発熱。
大腸炎ではそうそう発熱しません:ムムムっ
白血球数5000、TP8.2:白血球数は正常:ムムムっ
レントゲン検査で子宮の陰影が見えます。
・・・手術です。
子宮がでかいし、膿が透けて見えそうです。
子宮蓄膿症です。
膿が、
たらーりたら~り。
中で破裂せずに発見できて良かったっす ♡
抗生物質感受性試験して適切な抗生剤投与で退院予定です。
避妊手術しましょう、長生きの秘訣です。
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狼爪と言います
爪が伸び続けます、地面に届かないので。
巻き爪になって、肉球に食い込むことがあります。
避妊や去勢手術の時に、一緒に切除することができます。
これはまた別な話です
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