まずは写真を。
それぞれ見た目は似ておりますが、悪性か良性かを生検で調べると、耳垢腺癌であったり、非腫瘍であったりです。
老齢犬の事が多く、他の病を抱えており、必ずしも切除できるとは限りません。やはり早期発見が大切です。
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2013年10月15日 (火)
まずは写真を。
それぞれ見た目は似ておりますが、悪性か良性かを生検で調べると、耳垢腺癌であったり、非腫瘍であったりです。
老齢犬の事が多く、他の病を抱えており、必ずしも切除できるとは限りません。やはり早期発見が大切です。
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2013年10月12日 (土)
仔犬の放し飼いで車に轢かれ、ご近所の方から運び込まれました。
全身打撲に加え、特にひどかったのが頭部でした。右目は飛び出ており、痙攣、旋回、起立困難で、脳浮腫、脳挫傷の症状が出ていました。
応急処置して眼が少し本来の位置に戻りましたが、すぐ飛び出ます⇒その後、眼瞼縫合
とにかく命があるだけでも良かったです。
度々書きます。
必ずつなぎなさい
博多弁で : 綱つけろって、だから轢かれるったい。綱つけんで散歩させよる奴がおろーがね~、つやつけてくさっ。
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2013年09月30日 (月)
タイトル通りのケガです。
みなさん、まず毛玉を作らぬように、こまめにブラシをかけましょう。
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2013年09月29日 (日)
毎日、耳掃除にお越しのコークくん(M.ダックス16歳)。
毎日の日課ですから、もうが手を出して手伝おうとします。
・・・・・。
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2013年09月29日 (日)
日光過敏症とは、日焼けのひどいやつとお考えください。
発症しやすい場所は鼻梁で、白毛の部分におこりやすいです。特に猫では白毛の耳介に出やすく、そのまま扁平上皮癌に移行します。
予防は、白い部分に刺青を入れるという方法も文献で読んだことがありますが、難しいですよね。(刺青の方、トリミングお断りなんて言われるかもしれません・・・?)
厳しい直射日光は、特に白い毛の仔は、人と同様ご注意です。
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2013年09月29日 (日)
今回の子宮蓄膿症、相手はアメリカン・ピット・ブルテリア、10歳です。28kgの肥満です。
PCV:16%、TP:6.0、WBC:45000、PLT:32.5、T4:0.5
輸血したくとも、最近院内の犬を供血に使い、また、大量に必要なため厳しい状況です。そこで、この子の娘犬から血をもらうこととしましたが、ミクロフィラリアがいっぱいのフィラリア症でした・・・。倫理的には輸血してはいけないでしょうが、この緊急事態では貧血を優先に考え、輸血開始。
血膿を培養し、抗生物質感受性試験をし、有効な抗生剤を投与(WBC:29700 PCV:22.6 PLT:39.7)、モキシデックを投与し退院です。
まだまだ油断できませんが、食欲が出ましたのでほっとしました。
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2013年09月18日 (水)
湿布を食べたコッカースパニエルがきました。昨日の朝食べて今日の朝来ました。来るなら早くの方がいいですね。
胃の中に残っていれば催吐処置ができますが、通過していれば最悪手術です。
24時間たってますから出るかどうかわかりませんが催吐薬を静脈注射しました。 しかし、フードだけ (・_・;)
今度はダメもとで催吐薬を飲ませて、飼主と話に行きました。ちょっと長めに話をしている間に吐きましたyo ♪♪
ひとまず安心ですが、一度異物食べた仔はまたする可能性が大きいです。
まず、しつけの問題。フード以外を与えていると、なんでもご飯と思い食べます。逆にフードのみで行くとそれ以外は見向きもせず、飼主のご飯時も騒ぎません。今回はゴミ箱をひっくり返しての所業です。
上記の手術も湿布です。ハクビシンの手術でした。
あまりにも異常なほど食欲があるならば、ご飯を食べすぎるという病気もありますので、一度病院へご相談を。
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2013年09月15日 (日)
狂犬病は咬まれてうつる、人と動物の非常に危険な病気です。犬以外でも猫でもアライグマでも、ハムスターでも狂犬病に感染している動物にかみつかれたら感染します。致死率が高い病気としてギネスブックに掲載されているとの事です。
また、ロシアからの不法上陸した犬が危険視されています。実際はもう日本に上陸しているかもしれません。
では実際上陸していたらどういうことになるでしょうか?治療しない病気ですので動物の場合、感染がわかれば安楽死になります。犬猫問わずです(鳥インフルエンザや口蹄疫の場合、周辺の鳥と牛は感染の有無に関わらず安楽死でしたね)。人の感染は100%死亡します。家畜法定伝染病に指定されている病気ですから厳しい処置が出ると思います。
世界の中で狂犬病清浄国は日本(アジアで唯一)、アイスランド、ハワイ、グァム、フィジー、オーストラリア、ニュージーランド・・・だけなのです。
どれだけ世界に蔓延しているか、清浄が難しいかおわかりでしょうか。そのためにも狂犬病の予防注射が侵入の阻止に役立っているのです。
また、海外渡航の際に狂犬病には十分注意してください、かわいいからと言って動物にむやみに触らないことです。海外へ動物を連れていく際には猫にも狂犬病予防注射が義務づけられている国がほとんどです。
ちなみにゾンビの映画はこの狂犬病がモデルと言われております。咬まれて次々とうつる様は似ていますyo、しかも治療しない所も同じです。
参照:厚生労働省、農林水産省、日本獣医師会HP
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2013年09月15日 (日)
日本の狂犬病発生は1958年からありません(つまり55年間発生していない)。しかし、1970、2006年にネパール、フィリピンでの咬傷により日本国内で人が亡くなっています。55年間発生がないからと言って狂犬病ワクチンを注射しなくてよいのでは?という意見も聞きます。
鳥インフルエンザのことを考えてみましょう。鳥インフルエンザは1925年(大正14年)から発生していませんでしたが2004年(79年ぶり)に発生しました。
口蹄疫もあります。口蹄疫は1909年~1999年まで90年間発生していませんでしたが2000、2010年、に発生しています。
どうですか?いつでも入ってきそうな感じを受けますよね。
The Natural History of Rabies (Academic Press)
名前が狂犬病とついているが全ての哺乳動物に感染する人畜共通伝染病で予防注射は狂犬病予防法に基付いた、犬や人、そして社会を守る為のワクチンです。
治療法は無く、感染してからの発症予防はあるが発症してしまうとほぼ100%死に至る恐ろしい病気である。
狂犬病は予防注射とペットの適正飼育、外来種の対策などによって確実に発生を阻止できる病気です。≪沖縄県感染症予防計画より≫
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2013年09月15日 (日)
狂犬病のワクチンは法律で決まっております。必ず注射をお願いします。
なぜ今時こんな話を、とお思いでしょうが、お隣の国、台湾で狂犬病が発生したのです(平成25年7月26日イタチアナグマから)。日本獣医師会が緊急対策会議を開いております。台湾は世界で数少ない狂犬病清浄国でした(52年ぶり発生)。
アメリカでは2006年にニューヨークで人をかむ猫から狂犬病がありました。韓国では1984年に狂犬病を撲滅しましたが、予防の徹底をしておらず1993年に再発生しており、いまだに撲滅しておりません。人も死亡しています。
つまり、お隣の国では狂犬病が発生しており、いつでも日本に上陸してもおかしくないのです。
犬だけではない病気が、狂犬病の名前の響きの怖さです。
参照:厚生労働省、農林水産省HP
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