脾臓の腫瘍

2013年06月02日 (日)

 脾臓の腫瘍は危険です。

症状はなく、突然破裂し、急死してしまうことがあるからです。

良性でも悪性でも、破裂すると急死します。

 血液検査ではわかりません。レントゲン検査と超音波検査がこの病気の発見には欠かすことができません。見つかれば手術を行います。

 定期的に血液、尿、レントゲン、超音波検査などのきっちりした健康診断を受けましょう。 

写真:破裂した脾臓の術中写真と摘出した腫瘍と脾臓

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お腹の中のこう丸

2013年06月01日 (土)

 去勢手術とはオスの睾丸を摘出する手術の事です。メリットが大きいので当院ではお勧めしております(他院でもそうなはずですが)。 しかし、睾丸が生まれつきないことがあります。

これを陰睾といいます。

 睾丸は産まれてきたときにはお腹の中にあり、徐々に陰のうめがけて降りてきますが、中には途中で降りるのを止めたり、全く降りてこない場合があります。このまま大人になるとその睾丸がガンになることがわかっています。精子は作られませんが、男性ホルモンは作っています。また、片側だけの陰睾ならば繁殖できますが、陰睾の遺伝が受け継がれていきます。そのほかにもいろいろな深刻な病気を老犬になって出てきます。

くわしくはHPの” 目で見る病気” もご覧下さい。

写真:Mダックス5歳 陰のう内には睾丸がないが、おなかの中で発見DSC04681DSC04682

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