受付に設置しました!~新しいデンタルガム『ベジデントフレッシュ』

2018年07月27日 (金)

オークどうぶつ病院けやき 副院長の前谷です。

先日の歯周病の記事はもう読んでいただけましたでしょうか?

動物看護師の深町さんが、イラストを用いて分かりやすく歯周病のことについて書いてくれましたよ。

まだの方は、ぜひご覧くださいね!

 

さて。先日の診察時間終了後ですが、オークけやきの受付に新しいデンタルガムのセットを設置いたしました。

オークどうぶつ病院けやき受付のガム

 

 

これまで販売してたベジタルチュウというガムがリニューアルしまして、「ベジデントフレッシュ」という製品に生まれ変わりました。

 

ベジデントフレッシュ特徴

 

ベジタルチュウとの違いは、新たに「ザクロエキス」「イヌリン」「エリスリトール」という口内環境や腸環境によい成分が配合されましたが、なんといっても「VOHC(米国獣医口腔衛生協議会)の認定を取得」したことでしょうか。

VOHC認定のマーク

 

「歯石の付着を予防します」とちゃんと認められた製品のみが取得できるマークなんです。

ちなみにお隣に置いてある、有名なグリニーズにもちゃんとついてます。

 

 

従来からあるシリーズ「ビルバックチュウ」のバラ売りも横に置いていますよ。

 

ビルバックチュウ説明

 

こちらは牛皮を使っていますので、食べ応えが違いますが、牛肉アレルギーのワンちゃんにはくれぐれも与えないでくださいね。

ビルバックチュウには猫用もあります。お試しのバラ売りもありますので、受付でお声掛けくださいね。

 

 

歯石の予防や口臭対策としては、歯ブラシやガーゼでふくなど、直接歯のケアをしてもらうことがベストであることは間違いありません!

ただ、とても嫌がるワンちゃんや咬む子には、どうしても難しいことが多々あると思います。

そんな時には、効果があることがきちんと証明されているデンタルガムをぜひご活用ください!

 

 

ベジデントフレッシュ個包装

 

 

1本単位から購入できます。

『お注射を頑張ったご褒美に!』まずは1本お試しにどうぞ~

お時間ある方は、お待ちの間にぜひ受付のベジデントフレッッシュのコーナーをご覧くださいね!

 

スーパーサプリメント『アンチノール』のご紹介

2018年07月03日 (火)

オークどうぶつ病院けやき 副院長の前谷です。

今回は、あらゆるケースに効果を発揮する”サプリメントを超えたスーパーサプリメント”『アンチノール』をご紹介します。

 

スーパーサプリメント『アンチノール』パンフレット

 

アンチノールは、ニュージーランドの特定の海域に生息するモエギイガイという貝を、特殊な特許製法で抽出して作られたカプセルタイプのサプリメントです。

主成分である「PCSO-524」は抗炎症脂質として特許を取得している脂肪酸で、一般的に炎症を和らげると言われているEPA(エイコサペンタエン酸)などのω-3脂肪酸と比べても、非常に強力な抗炎症作用を持っていると考えられています。

 

こういった子にぜひオススメします!

 

・年を取って関節が悪く歩き方がおかしい。足が痛そう。(犬・猫)

・皮膚が悪い。毛づやが落ちた。アトピー性皮膚炎がある。(犬・猫)

・後ろ足の麻痺がある。椎間板ヘルニアと診断された。(犬・猫)

・徘徊する、飼い主さんを認識しなくなったなど(犬)

・スコティッシュフォールドで足を痛がる(猫)

・気管が悪く咳が出る。気管虚脱と診断を受けた(犬)

・猫カゼの症状があり、色々と治療をしているが良くならない(猫)

・口内炎で痛くて食べれない(猫)

・多発性関節炎などの、免疫疾患による炎症と言われた(犬)

 

アンチノールは、犬猫のさまざまなケースで効果があったという報告がありますので、愛犬・愛猫のお困りの症状に使ってみる価値があるかもしれません。気になる方は、一度担当獣医師にご相談いただきたいと思います。

 

全国の獣医さんの87%が認めるその効果!

 

アンチノールのVetsEyeでの獣医師による評価

 

全国の獣医師を対象に、アンチノールを使用した感想やその効果について大々的なアンケートが行われました。

その結果、なんと!87.9%の獣医師がアンチノールの使用を推奨しました。

 

自分もそのアンケートに参加した一人ですが、これは驚異的な数字だと思います。

おそらくこの規模のアンケートで、90%近い獣医師に高く評価されるということは、薬ならともかく他のサプリメントではとても難しいだろうなと思える数字です。

 

アンチノールぼくたちのありがとう

 

アンチノールを使用した犬・猫の飼い主さんの「ありがとう」の声を集めたサイトも作られてますので、ぜひ一度ご覧になってくださいね。

 

私の患者さんでも、椎間板ヘルニアではステロイドに加えて必ずオススメしてますし、関節炎の症状がお薬に頼らずに抑え込むことができたワンちゃんや、毛づやがとても良くなって飼い主さんに喜ばれたケースなど、効果を実感するケースがたくさん出てきてます。

 

カプセルって飲ませるの大変じゃないの?

 

お薬やサプリメントを処方するときに、カプセルはなかなか皆さん抵抗があるようです。

薬と同じように、のどの奥に入れて飲ませていただくか、フードや好きなものに混ぜて与えてもらっていますが、それでもどうしても飲ませられない子もいると思います。

アンチノールは、カプセルの中に新鮮な油を閉じ込めています。ですから、ハサミで先端をカットしていただくか、爪楊枝で先端に穴をあけて、中身の油だけを取り出して与えてもらっても大丈夫です。

猫ちゃんへの投与がなかなか難しいかもしれませんが、猫ちゃんは油分の味は好む子が多いので、中身を出してフードや手につけて与えると、意外に自分でなめてくれたりする子もいたりします。

 

それも難しければ必殺技があります!ムービーをご覧ください。

 

 

薬をなかなか飲まない、スタッフ泣かせの病院猫・アミカに毎日飲ませています。

動画ではかなりイヤイヤしてますので、美味しそうに飲んでくれてるようには見えないですよね。。。

でも実はアミカ、アンチノールに爪楊枝で穴をあけてそのままお皿に置くと、外のカプセルごと自分で食べちゃうんですよ。

薬嫌いのアミカですが、アンチノールの味はとても好きみたいです。

 

購入方法は?

 

病院の受付で、あるいは担当獣医師にお伝えください。

お試しで1個からでも販売しますし、60カプセル入り1箱を購入していただければ、効果がなければ購入代金を返金してくれる60日間 返金保証」というサービスもメーカーが行っていますので、気軽にはじめることができますよ。

また、インターネットでの販売も行っております。販売元のVetz Petzのサイトから、『動物病院コード』を入力してアンチノールをインターネットで購入することも可能です。

アンチノール購入方法

動物病院コードはお問い合わせください!

 

サプリメントと言っても、結構バカにできないです。私も色々なサプリメントを飲んでますが、人間用があったら飲みたいくらいです(^_^;

気になる症状に、ぜひスーパーサプリメント『アンチノール』をお試しください!

 

新しい検査が院内測定できるようになりました~CRP(C反応性タンパク)

2018年06月15日 (金)

オークどうぶつ病院けやき 副院長の前谷です。

先日、新しい検査機器『カタリスト One』導入のお話をさせていただきましたね。

 

今後測れるようになるだろう検査ということで簡単に触れておりましたが、ついに6月頭より『CRP(C反応性タンパク)』という検査項目が測定できるようになりました!

 

 

どんな検査なの?

CRP(C反応性タンパク)とは、体の中に炎症反応が起こった場合に急速に体の中で作られるタンパク質です。

CRPが上がる原因としては、大きく分けて以下の3つの病態が考えられます。

 

1.炎症反応:肺炎や子宮蓄膿症などの感染症や急性膵炎や腸炎などの炎症性疾患、歯周病でも上がることがあります。

2.腫瘍:リンパ腫や悪性ガンなどの腫瘍でも上がります。

3.疫介在性疾患:多発性関節炎などの自己免疫が原因の炎症でも上がります。

 

具合いが悪いワンちゃんで発熱がありCRPが高い場合、上記3つの可能性を考えて次のステップの検査へと進みます。

 

どんな時に役に立つの?

CRPが最も役に立つのは、病気の鑑別(かんべつ)といって、「どういった病気が考えられるか?」を絞っていくときの参考になることです。

 

例えば、中年齢のミニチュア・ダックスの子が来院したとします。

どこかを痛がったり少しびっこを引いている様子です。

 

まずは、ダックスで有名な「椎間板ヘルニア」を考えます。

少し微熱があるようです・・・となると、まれな病気ですが、「免疫介在性多発性関節炎」という、あちこちの関節で炎症が起きて、足のびっこだけではなく、発熱や食欲低下などの全身症状を起こす難病の可能性も出てきます。

どちらもダックスには非常に多い病気です。

 

痛みがある時は、犬の性格によっては痛い場所を教えてくれません。。。

痛いところを触ってもひたすらガマンする子もいますし、関係ない場所でもどこでも触るとキャンキャン鳴いてしまう子もいるわけですね。

 

そこで役に立つのがCRPです。

多発性関節炎では、ほとんどの犬がCRPが顕著に上がります。

一方で、椎間板ヘルニアの犬は、CRPが上がることは少ないので、おおまかにそのどちらの可能性が高いかを推測することができます。

 

それはほんの一例で、他にも様々な病気を疑うヒントになりますし、何となく病気自体の重症度を知ることもできるのですね。

 

治療経過のモニターにも

 

CRPが大いに役立つもう一つの場面は、治療経過がうまく行っているかどうかの判定にも使えるということです。

例えば、炎症反応を引き起こす病気になって治療をしているとします。

1週間治療をして途中でCRPを測ってみます。治療前より下がっていれば今後の見通しは明るくなります。

一方で、治療をしても数値が下がらなかったり、むしろ上がっていく場合は、その治療を今一度見直すきっかけとなります。

 

 

 

とても専門的なお話になってしまいました(反省)

要は、病気の診断や治療判定に使えるすごく良い検査が、院内で迅速に測定できるようになりましたので、診断レベルアップにつながります。

よく外注検査に出していたので、院内ですぐにその結果が分かるようになったことが本当に喜ばしいです。

 

 

※注意!この検査はワンちゃんだけの検査になります!

猫ちゃんでは、炎症反応が起こった際にもCRPが上がらないことから、ヒトや犬と同じようにCRPを利用することができません。

同じ生き物なのに不思議ですね。。。

糖尿病と血糖値マーカー「フルクトサミン」

2018年05月04日 (金)

オークどうぶつ病院けやきの副院長の前谷です。

先日、新しい機器IDEXX カタリストOneのお話をしました。

それにより新しく測定できるようになった糖尿病のマーカーのお話です。

 

犬猫の糖尿病とは

 

犬や猫も糖尿病になります。

糖尿病というのは、膵臓のβ細胞から分泌されるインスリンが分泌されない、あるいはなんらかの影響でうまく体の中で働いてくれないことで起こります。

 

糖尿病の詳しいお話は省略しますが、糖尿病になった患者さんの治療は、ほとんどの場合

「ご家庭でインスリンの注射を打っていただくこと」

が必要となります。

 

インスリンの注射を行う 猫

 

インスリンを飼い犬や猫に注射をすることには皆さん抵抗がありますよね。

皆さん最初は尻込みしながら恐る恐るやるのですが、少しすると慣れてきて、とても上手に注射をするようになるんですよね。そのうち、僕らもかなわないくらいに上手になります。

わが子のために、まさに母(父)は強し!・・・ですね。

 

糖尿病の治療の経過観察

 

糖尿病の犬猫は、「朝ごはん食べてインスリン打つ→晩御飯食べてインスリン打つ」という毎日になります。

投与するインスリン量が少なければ糖尿病が管理できませんし、多すぎれば怖い『低血糖』症状が起きる危険性がありますから、投与量が適切かどうか定期的に調べる必要性があります。

 

血糖値の測定は、採血した瞬間の値しか見れません。

一日を通してどのくらいの血糖値になっているかを推測するためには、例えば朝から夕方までお預かりして、3時間おきに採血して血糖値を追っていく方法をとることもありますが、病院にずっといないといけないのはストレスですよね。

また、ネコちゃんは採血時に「ギャーっ」と興奮してしまうと血糖値が上がってしまいますから、必ずしも正確な血糖値が測れるわけでもないんですよね。

 

そこで登場したのが、血糖値マーカーです。

血糖値マーカーというのは、体の中のたんぱく質などの物質に糖が結合したものを測定することで、採血時からさかのぼって2~3週間の間で、血糖値がどう推移していたかの平均値を取る検査です。

 

ヒトでは、血液中のヘモグロビンに結合したHbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)という項目を測定しますが、動物では血液中のたんぱく質に糖が結合した「糖化アルブミン」や「フルクトサミン」という物質を測定します。

それにより、一回の採血で、平均的な血糖値の動きが予想できますので、今のインスリン量で適切な治療が行えているかどうかを評価できるのです。

 

院内検査できるようになった血糖値マーカー『フルクトサミン』

 

この3月より、先日導入したばかりのIDEXX カタリストOneという機器で、血糖値マーカーの『フルクトサミン』という検査が行えるようになりました。

フルクトサミンは、血液中のたんぱく質に糖が結合した物質で、2~3週間の血糖値の平均的な動きを見ることができる血糖値マーカーです。その歴史は長く、ずいぶん前から犬猫の糖尿病治療に使われてきた、とても信頼性の高い検査です。

 

これまでは、糖化アルブミンという検査を外注で送っていましたので、後日お電話で結果を報告してからインスリン量の変更を指示したりというタイムラグが何とも歯がゆかったのですが、このたびのフルクトサミンの採用で、通常の血液検査の待ち時間(約15分)でインスリン治療が適切かを即座に判断できるようになりました。

 

IDEXX フルクトサミンの測定 カタリストOne

糖尿病コントロールを行っている猫ちゃんの結果です。フルクトサミンが300~400(μmol/L)の範囲に入っていますので、とても良好に糖尿病がコントロールできているということが分かりますね。

 

フルクトサミン カタリストOne

一方でこのワンちゃんの場合は、フルクトサミンが450(μmol/L)を超えていますので、血糖値の平均的な動きが高めを推移しているということです。血糖値の平均を下げるためにはインスリンを増やす必要があります。

 

今後、どんどん院内検査で測れる項目が増えると思いますので、IDEXX カタリストOneには大いに期待しております。

 

新しい血液検査の機械が入りました!

2018年04月13日 (金)

オークどうぶつ病院けやき 副院長の前谷です。

フィラリア検査が始まりましたので、同時に健康診断の血液検査を希望される方が増えています。

 

オークどうぶつ病院では、西区・中央区の2病院ともに、血液検査の機械を2台体制でフル稼働しておりましたが、このたび3月末より1台をリニューアルしました!

 

 

IDEXX カタリストOne フルクトサミンやCRP、将来的にはSDMAも測定可能に!?

リニューアルしたIDEXX カタリストOne

 

これが新しい機械『IDEXX カタリストOne』です。

これは良いですね~

旧機種も隣に置いて新・2台体制で行っているのですが、専用のパソコン(IDEXXベットラボステーション)とつながっているので、2台の結果を一元管理できます。

腎臓病などで定期的に検査を行っている患者さんは、前回の結果を呼び出して横に印刷したり、それをグラフ化して載せることも可能です。

 

何よりも嬉しいのは、これまで外注検査で結果が出るまでに数日かかっていた特殊検査項目が、院内ですぐに結果が出せるように今後も進化していく見通しだということですね。

 

◎具体的には以下の検査が可能です。(あるいは可能となる見込みです。。。)

T4 甲状腺ホルモンの検査です。犬の甲状腺機能低下症猫の甲状腺機能亢進症の診断や、治療が適切かの判断を行うことができます。

これまでも院内検査は可能でしたが、より詳細な範囲で測定することができるようになりました。

コルチゾール 犬に多いクッシング症候群の診断や、治療の経過(薬の量が適切かどうか)などを院内で調べることができます。

これまで通り、旧機種のVET TESTで測定可能です。今のところ旧機種でしか測れませんので、新旧2台体制の良いとこ取りですね。

フルクトサミン 糖尿病の犬猫のインスリン量が適切かどうか、定期的に見ていく数値です。

これまで外注検査のみでしたが、院内検査ですぐに結果が出るようになりましたので、その場でインスリンの量が適切か判断できるようになりました。

尿タンパク・クレアチニン比(UPC) 腎臓から漏れ出すタンパクを数値で測定できます。詳しくはこちらをご覧ください。

タンパク尿は、腎臓病の犬猫の予後を悪化させると考えられていますので、尿タンパクが出ている子には尿タンパク漏出を抑制するお薬を処方します。

これまでも院内機器で測定しておりましたが、細かな数値が測定できるようになり、測れる範囲が広がりましたので、さらに便利になりました。

CRP 炎症反応がどのくらいあるか調べる数値です。

病気の重症度や、どういった病気が推測されるか、あるいは治療によって良くなっているかどうかのモニターなど・・・あらゆることに応用できます。

今年の中頃にはカタリストOneで測定可能になると言われていますので、早い登場が待たれます!

SDMA これはあくまでもウワサですが・・・

他の記事で紹介しました、犬猫の腎臓病の早期発見マーカーであるIDEXX SDMAが将来的に院内で測定できるようになるという話も出ていますので、なんとかIDEXXさんに実現してもらいたいものです。

 

またまた難しいお話をしてしまいましたね。。。

個々の詳しいお話は追ってさせていただくとして、一言で申しますと、

 

「どんどんより良い診断・治療が迅速にできるようになっていく!」

 

ということですね。

導入直後ですので、みんな慣れるのに必死です。。。

ちょっとだけお待たせすることがあるかもしれませんが、どうかよろしくお願いいたします。

 

 

猫用療法食モニター募集(アミノペプチドフォーミュラ新発売!)

2018年03月24日 (土)

オークどうぶつ病院けやき副院長の前谷です。

今回は猫ちゃんのアレルギー用フードの新製品発売のお知らせと、製品モニター募集についての案内です。

ワンちゃんの飼い主さんはコチラ ←犬用アミノペプチドフォーミュラ・キャンペーンも実施中です!

 

猫の食物アレルギーの特徴

 

猫ちゃんの食物アレルギーの特徴としては以下のようなものが挙げられます。

 

頭や首を引っかき壊し、ただれたりカサブタができたりすることが多い

・他にも様々な皮膚症状(粟粒性皮膚炎:背中などに小さなカサブタが乗ったブツブツが多数できる、好酸球性局面:痒みを伴う平坦な盛り上がりができる、体をなめたり引っかいたりして毛が薄くなるetc..)

・軟便、下痢、嘔吐などを頻繁に繰り返す

・症状が一年中ある

・病院でステロイドの薬をもらってもあまり効かない

 

上記のような症状がある猫ちゃんは、もしかしたら「食物アレルギー」かもしれません。

 

新しいアレルギー食『アミノペプチドフォーミュラ』

 

猫のアミノペプチドフォーミュラ新発売

 

アミノペプチドフォーミュラは、特殊な製造工程により、タンパク質を理論上アレルギーが起こらないアミノ酸まで低分子化して作った療法食で、理論上アレルギーを起こさない『除去食』と呼ばれます。

 

また、健康な皮膚を維持するため、ロイヤルカナン独自の「PINCHカクテル(パントテン酸・イノシトール・ナイアシン・コリン・ヒスチジンの頭文字)」や「抗活性酸素物質カクテル(ビタミンC、E、ルテイン、タウリン)」を配合し、ω3脂肪酸であるEPAやDHAの含有量を強化しています。

 

さらに、尿石症の予防が必要な猫ちゃんのためにストラバイト・シュウ酸カルシウム予防効果もあり、シニア猫にも与えることができるようにリン含有量を抑えた設計になっていますので、様々なケースで使うことが可能です。

 

販売価格は、500gが¥2,090(税別)・2kgが¥6,150(税別)となっております。

 

モニター募集します!(新発売キャンペーン)

 

猫の除去食試験

 

今回、ロイヤルカナンさんのご協力により、除去食試験をやってみようという猫ちゃんのために、皮膚症状の子には6週間分の、消化器症状(嘔吐や下痢)の子には2週間分のアミノペプチドフォーミュラを提供していただけることになりました。

 

製品モニターのため、使用前後の症状や皮膚写真、猫ちゃんの情報などを教えていただく必要がありますが、この機会に上記のような気になる症状に対して、除去食試験を行ってみたい猫ちゃんを募集いたします!

 

募集締め切りは5/14(月)までとなっております

↑↑※応募が殺到したため、締め切りが3月末日までに変更されたようです(ロイヤルカナンより)↑↑

3/31をもちまして、モニター募集キャンペーンを締め切らせていただきました。(3/31追記)

フードの販売は引き続き行っておりますので、気になる方はお気軽にスタッフにご相談ください。

 

猫の除去食試験の流れ
猫の心臓病の検査~『スナップproBNP』新発売!

2018年03月19日 (月)

オークどうぶつ病院けやきの副院長の前谷です。

暖かくなるにつれ、フィラリア予防の時期が近づいてきましたね。

病院が混み合う前に、この時期にフィラリアの検査を行っておくことも可能です。

犬はもちろんですが、猫もフィラリアに感染することが分かっていますので、予防をオススメします。

その際、各種健康診断の検査も同時に行うことができますので、ご希望の方は担当獣医師にお申し付けください。

 

 

犬と猫の心臓病の違い

 

血液検査で異常を見つけにくい臓器の1つとして、心臓の病気があります。

 

犬に多い弁膜症(心臓の中の弁が閉じなくなる病気)は、聴診器で心雑音を聞くことで早期に診断することが可能です。

それに対して、猫の心臓病は聴診で診断できることは少なく、水面下で無症状のまま進行します。

運が悪く血栓ができて動脈に詰まった場合は、昨日まで元気にしていた猫の命をあっという間に奪ってしまうこともある、とても恐ろしい病気なのです。

 

 

猫に多い『心筋症』を正確に診断するには、心エコー検査(心臓超音波検査)が必要となりますが、暴れてじっとしてくれなかったり、ドキドキして心拍数が上がると心臓内をじっくりと見ることが難しくなります。

もっと手軽に心臓の病気を疑うことができる検査があれば、猫ちゃんたちにかかる負担も少なくなります

 

 

心臓病の可能性を疑うことができる新しい検査の登場

 

そこで登場したのが、新発売の『スナップproBNP』という検査キットです。

 

猫用スナップproBNP(心臓バイオマーカー)

 

 

心筋に負担がかかった時に血液中に放出される物質である、NT-proBNP(N末端プロB型ナトリウム利尿ペプチドという長たらしい名前があります・・・)を検出することで、無症状でも気づかないうちに心筋に負担がかかっていないかどうかを、血液を抜くだけで知ることができます。

 

この検査キットを使うことで、無症状の中等度以上の心筋症の猫の85%を検出できると言われています。

NT-proBNPという検査は、これまでも血液を検査センターに送付することで測定できた検査なのですが、検査結果の報告には数日かかりました。

 

この検査キットは院内で10分あれば判定できますので、健康診断の一環として心筋症のリスクを知ることができると考えています。

 

 

 

こんな時にご提案するかもしれません・・・

 

・心筋症になりやすい品種の場合: メインクーンソマリアメリカン・ショートヘアなどの猫ちゃんは、若くても要注意です。

・聴診して心雑音やギャロップ(馬が走るような心調律)などの異常があったとき

健康診断の一環として、心臓病の可能性を否定したいとき

・呼吸が苦しい、咳をするなどの症状があって、心臓病からの可能性を否定したいとき

・心臓病が疑われるが、猫が大暴れして超音波検査が難しい場合

 

 

検査費用は、¥4,500(税抜き)となっております。

 

純血種の洋ネコちゃんを飼っていて心配な方や、健康診断の一環としてご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。

アレルギー

2018年03月03日 (土)

今の時期は、大変です

 

花粉、黄砂、PM2.5・・・

 

春近しなのに、憂鬱な毎日

 

そのうえ自宅はハウスダストなどもある・・・

 

 

しかし、

 

ハウスダストだけは防御可能

 

これで、防御

 

 

 

 

その名も、

 

 

 

 

 

ハウスダストを無力にするスプレー

 

環境に吹き付けると、1か月有効

 

その名も、

 

 

 

 

アレルギーやアトピーの皮膚炎の犬には良いです

 

 

 

 

1本:2160円です

 

 

 

 

 

興味のある方はスタッフまでどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

From                    Oq

 

 

 

 

『アポキル錠』のセミナーに参加してきました!

2017年02月06日 (月)

オークどうぶつ病院けやき 副院長の前谷です。

 

昨日の午後は、発売後7ヶ月を経過したアトピー性皮膚炎の新薬『アポキル錠』のセミナーに参加してきました。

アポキルキャラバン

 

以前もアポキル錠についての記事を書きましたが、ステロイドに頼らない安全性の高いアトピー性皮膚炎の薬として、とても期待されて市場に登場した新薬です。

 

発売から7ヶ月経って、細かな使い方をこう工夫した方が良いとか、こういう症例にはあまり向かないなど、よりアポキルの特徴や、うまく使いこなすためのコツみたいな情報が集まって来ており、それを共有する場となりました。

 

治らないアトピー性皮膚炎やその他皮膚病の犬が少しでも快適な毎日を過ごせるように、もっともっと勉強せねば・・・と思っております。

 

 

アトピー性皮膚炎専用

2017年02月04日 (土)

 

新発売

専用フード

 

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食餌アレルギーのフードは別にありますが・・・

 

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サンプルもあります

 

気になる方、サンプルをどうぞ

 

アトピーでない方でも美味しくいただけます

 

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食べることは大切です

 

 

 

 

 

 

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