8月から吐いてます
2016年12月20日 (火)
食欲はあるけど、ちょいちょい吐くという
気の荒い、6歳のFブル君
皮膚が弱いので、定期的にシャンプーにお越しでした
他の病院でのシャンプーは “毎回鎮静が必要です” と言われるくらい Wild
今回は、黒い便をするとのことでお越しです
咬まれないように、糞便検査とレントゲン検査を実施しました
んん!?
胃のなかになにかある
アダムスキー型か?
オーナーと写真を見ながら、しばし考察
・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・
吸盤っ?
そう言えば、ゴム系が好きで、よくかじっている
食べはしないけども (食べてますけどね)
これが黒い便の正体??
早速、内視鏡
デカすぎて、
デカすぎて、胃から出ません
内視鏡、敗北です
From Oq
他の病院で診察を受け、塗り薬と抗生剤が処方
しかし、塗り薬はすぐ舐めとり、抗生剤は全く飲めずなかったとのこと
これは、動物病院の沽券にかかわる
気合いを入れなおして
どれどれ
ウサギで、鼻にカサブタ・・・
んで、肛門は、というと・・・
美
・・・・・
ウサギの梅毒です
抗生剤の長期投与です
3ヶ月くらい
この病気用の抗生剤を投与しなければ、治癒は無理
ウサギの投薬の仕方をお教えして、自宅療養となりました
しだいに、カサブタが小さくなってくるはずです
待ちましょう
From Oq
Justice League
2016年12月14日 (水)
術着とかスクラブシャツとか言われます
獣医師が来ている上着
ヨレヨレのものは卒業してもらい新品を購入
justice league
justice のheart をいだきつつ診察しとります
From Oq
決してこっちじゃありませんので:ゾット将軍
と言う主訴の12歳、コッカースパニエルくん、♂
体重が3kg減少しています
身体一般検査を実施すると、口臭がひどいので口内炎の可能性
口を開けてみようとすると、とても嫌がり抵抗します
特に左上を痛がります
口内炎専用の抗生剤と、口内正常細菌の(腸でいえば腸内細菌)錠剤と、痛み止めで7日後の再診としました
7日後、薬投与後次の日から食欲元気が出て、口臭がなくなったそうです
口もあけさせてくれます
上記の薬で元気になるなら歯周病なので歯石除去をお勧めすると、次の日に決定
僧帽弁閉鎖不全、三尖弁閉鎖不全症のコッカーくんに麻酔です
血液検査、甲状腺ホルモン検査、尿検査、胸部レントゲン検査、心電図検査、頭部レントゲン検査を実施
歯石除去開始
すると・・・
左上顎奥歯(M2)の歯がなく、大きな穴が開いています、膿んでいます
硬口蓋中央までその穴が拡大しています
相当痛かったはず
鋭匙で膿や、腐骨を取り洗浄の繰り返し
ただの歯石除去ではなかった
この処置をしなければ、再び悪化するところでした
飼い主の決断が功を奏しましたね
歯周病が非常に悪化した状態でした
歯を磨くべし
From Oq
歯ぁ、みがけよ~
17歳のヨーキー君です
狂犬病ワクチン接種と耳の掃除にお越しです
ですけども・・・、
薄毛に脱毛、黒い色素沈着、やや体臭の皮膚症状のオンパレード
顔は、
鼻の上の脱毛、色素沈着・・・そして17歳
この病気は老犬の病気である、甲状腺機能低下症です
症状は代謝が落ち、皮膚の免疫の低下 etc.
⇒ 皮膚の感染がおこりやすい
体内では徐脈などの各臓器の活動低下
⇒ 腎不全が恐ろしい
表面がこのようになってますので、体内活動も・・・
併発症として高脂血症で、それからの胆石、胆泥症、膵臓疾患もおこりえます
老犬の皆様、血液検査で甲状腺ホルモンを検査しましょう
今ではどの病院でも測定できるようになってますから
そして甲状腺ホルモンを飲みましょう
元気になりますyo
From Oq