点滴中のマリちゃん、8歳、肥満児です
いつも食事はドライフードにかつお節
6年ほど前にはストラバイト結石罹患
一生、食餌療法を指示しましたが、それ以来のお越しです
今回は吐いて食べない、ぐったりしている、何度もトイレに行くが出ない
・・・・・尿閉です
即刻、尿道カテーテル留置し血尿解放
血液検査:BUN130以上 CREA5.3 PHOS9.5 K6.2 = 急性腎不全
どんどん点滴を流して、利尿させ、毒素を排泄させます
⇒ 上記の値が正常に戻るのを待ちます
戻らねば死にます
結局、病気を治すのは本猫の免疫力、生命力
我々はそのお手伝いをしてるに過ぎません
この病気の原因
肥満:尿道の脂肪による圧迫で詰まりやすい
食餌:かつお節⇒キャットフード以外ダメ
食餌:尿石症専用の食餌以外ダメ + 市販でそううたってるのもダメ
食餌で治療、予防できる病気です
食餌でしか治療、予防できない病気です
オーナーが早期発見と予防する病気です
食餌を食べて2日目から結石は溶解しはじめます
食べねば治療は見込めません
あとは食べるのを待つのみです
参照 : 2016年9月16日ブログ 猫の魚
From Oq
耳が赤いとのことでお越しです
5日前から次第に悪化
自宅では耳の洗浄はしていますが・・・
左耳はよかねー
右耳は・・・
赤かね~、腫れとるし
どれどれ、臭いをかいでみますと
甘い、酸っぱいにおひ
まるで酒蔵や醤油蔵の見学に行った時の様なかほり
この臭いの正体は、こいつだ
白丸の・・・酵母菌だ
マラセチアとも呼ばれる、油っぽいところが好きな細菌、真菌
だから甘い、すぃー臭いがする
耳の写真を良く見ると、黄色い耳垢が出ている
ここに住んで外耳炎をおこす
よって、この耳垢を掃除すれば症状が軽くなる
悪化すると、耳だれをおこし皮膚炎をおこすという厄介な菌
耳から~
上半身に波及:酵母性皮膚炎
こうなると臭いがきつい、フケがすごい、かゆみがすごい
丁寧に耳の掃除を毎日しましょう、みなさん
From Oq
下顎が腫れて、食べることができないパピヨン君、14歳です
口を閉じることができません
そのため、前肢によだれがつきます
食べない、飲まない、よだれのため脱水が進行しています
骨は変形しています
歯は簡単に抜け落ちてしまいます
下顎の腫瘍の可能性が高いです
病理組織学的検査では悪性の上皮性腫瘍で腫瘍細胞の組織浸潤が広範囲とのことです
老齢ではガンになりやすいく、治療も限られてきます
せめて痛みを取る治療が中心となってしまいます
From Oq
準備完了で、
戦ってきました、友人(おっさん二人で)と
早くここに戻ってきたい
出しゃばることなく、Eからのスタート
かなり後ろからなので、スタート切るまでに3分少々
3k、5k、8k、12k、17k、21k・・・・やっと半分
走路は結構な泥と泥水
6kで靴は泥水で、ぐちょぐちょ
22kで折り返し、25k、29k、33k、35k、38k、41k、
42k、Gは?G、G、G、G、G、G、Gは?Gはどこ?
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
きつい、きつい、いたい、いたい、きしむ、きしむ
From Oq
完走そますた・・しました
引退します、もうイヤだ
病名がわかりましたので、治療方法が絞られました
手術はしないとのことなので、内科療法の選択です
抗がん剤です
3週間ごとの6ヶ月間の予定
さまざまな点滴がありますが、この点滴に入れて投与します
これ以外の点滴は使ってはダメ、絶対
毎回、しっかり血液検査を実施し、投与を行います
どの抗がん剤も副作用を少なくし、慎重に使用します
緩和しろよ と念を込めて治療中
現在、犬(胃腺ガン)、猫(鼻腔腺ガン)、治療継続中
From Oq
慢性下痢の症状として現れます
危険度が高い病気です
2週間前にジアルジア症で、4日間薬を処方されたそうです
下痢再発のため、このように脱腸となりました
4日間の期間はちょっと短い処方でしたねー
ジアルジアとは原虫の名前
寄生虫で下痢をおこしていたのです
完治が難しい病気(ハムスターでは)
緊急手術
チンチラに
チンチラって、猫のチンチラでしょうか?
いいえ、ウサギのチンチラです
と言う、やり取りがつづきます
心の内は、
軽傷だろうな、な、な、な、な、な
ってなことを思いつつ、診察します
・・・・・、
・・・・・、
・・・・・、
被害兎②
・・・・・、
生後3日目の子ウサギの災難
恐ろしきはチンチラ
草食動物と言えど、やはり油断はダメ
診察しないで軽傷なんて考えてはダメ
何とか縫い合わせはしました・・・
皮膚は着けばいいが、ほぼ壊死して落ちることが多いのです
しかし、下の方から皮膚が盛り上がってきて、治癒するはずです
仔どもなので治りがはやいことを期待してます
From Oq