口の中も診ます

2016年07月17日 (日)

かかりつけが頼りないので、病院を変えたとのことでお越しです

 

・・・・・・・・・・・・・。

 

・・・・・・・・・・・・・、変えられないように気合い入れての診察です

 

 

手の震えを抑えつつ、

 

身体一般検査(フィジカルイグザミネーション:PE)

体表リンパ節確認

目、耳、鼻、腹、肛門、胃、腸、膀胱、うんちの硬さ、などなどを視診、触診、聴診

最後に口をあけて、歯ぐき、舌、舌の下、歯・・・・・歯、歯、歯

 

この仔は2015年12月生まれの7カ月齢

 

だのにー、なーぜー      ♪

DSC07020

歯が黄色いのー

乳歯もありますがそれは白いし、乳歯遺残

 

食餌はドライフードのみ

 

DSC07021

 

永久歯が黄色い

良く見ると、歯の表面が欠けてエナメル質がありません

その部分が黄色い

 

 

 

チーン

 

仔犬の時に伝染病などで高熱が出て、エナメル質の形成ができなくなった可能性があります

最近発生がありませんが、ジステンパーという伝染病になった時にこうなることが多いです

ジステンパーティース(ジステンパー歯)と言います

歯の色に合わせてみました

 

今は元気な子ですのでその後遺症か、不顕性感染していたかでしょうか

 

治りませんから、今後は歯磨きが重要になります

 

もちろん歯の手入れの仕方もお教えいたしました

 

 

 

 

From                Oq

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

診察はいつも全力投球

 

うさぎのレントゲン

2016年07月16日 (土)

食べない、うんこ出ない・・・という主訴でお越しです

 

まずは、レントゲン撮影

横からの撮影で、

DSC07018

・・・・・・・・んっ?

 

そして縦からの撮影を

DSC07019

 

・・・・・これはっ!

 

目立つ、白い丸いのがお解りでしょうか?

これは膀胱で、おしっこが貯まって白く写っているのです

異常なレントゲンです

 

ラビットフードの多給で高Ca症となり、尿から排泄をしているところです

そのうち膀胱結石になります

 

また、ラビットフードが中心の食生活では、繊維不足で糞便が出にくくなります

⇒繊維を本能的の欲っする

⇒毛を食べたり、カーペットをかじったり、新聞やペットシートを食べる

⇒便秘や、腸閉塞で死ぬことがあります

 

 

 

 

うさぎを長生きさせるための極意

牧草中心の生活

ラビットフードいりません

 

 

当院開業20年、診察したうさぎが亡くなった原因は

ほぼ100%ラビットフード

が元にあります

 

 

 

 

From                 Oq

 

 

 

 

 

 

野生のウサギは野草だけです

夏の花

2016年07月12日 (火)

 


DSC07013

 

咲きはじめました、コスモス

 

DSC07014

 

じみーに咲く、クリムソンクローバー

 

予定じゃぁ、植栽が真っ赤に染まるはずなんですが・・・

 

 

後々このクローバーは鋤きこんで肥料になるのです

 

 

 

From               Oq

 

ぬけがら

2016年07月13日 (水)

 

DSC07010

 

鳴きはじめましたよね

 

DSC07012

 

至る所にあります

 

 

山笠が佳境に入りました

山が終わると梅雨が明けます

そうしたら、暑さが本番

蝉も本番

 

 

 

From                 Oq

もちろん、行きました

2016年07月11日 (月)

 

きよらかな

DSC07017

1票を投じました

 

 

 

 

 

 

 

From                       Oq

孵化 ⑦

2016年07月10日 (日)

1ヶ月経ちました

 

DSC07001

 

あれだけ大騒ぎして見に来てたのに・・・

 

 

DSC07004

肢が大きい

恐竜の様な感じです

 

DSC06999

うこっけいの指は5本

 

DSC06938

もう誰も写真を撮ろうとしません

 

 

 

 

 

From                 Oq

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC07002

 

♂だったら、から揚げになっちゃうぞ

 

 

かゆみ

2016年07月09日 (土)

10日ほど前から掻き毟る、とのことで来院

 

DSC07007

 

確かに、脱毛している

 

DSC07008

 

良く見ると、粉が吹いてるよう

 

皮膚検査と真菌培養です

顕微鏡ではダニや胞子、菌糸類はありません

 

しかし、検査が常に100%の検出とは限りません

疑わしきは治療に臨む

抗真菌剤の局所投与、ダニ駆除剤投与し、7日後の再診を待ちます

 

次回に真菌培養の結果が出ているはずです

 

 

 

 

 

From               Oq

 

流涎

2016年07月06日 (水)

喉が切れた、見きれんとのことでお越しのウサギさん

喉が切れた?

どれどれ、

 

DSC07005

 

よだれでした

 

よだれが出るということは・・・

①過長歯で口腔内に傷があり、口を閉じることができない

②胃腸が悪くて痛いのでよだれが出ている

 

口腔内を見ても傷らしいのがありません

歯もそこまで延びてはいませんが、斜歯はあります

 

歯やすりで軽く削りました

これでダメなら全身麻酔をかけての処置になります

 

 

ウサギのよだれはご注意ください

予防は食餌にあります

 

 

 

 

From                  Oq

 

 

 

かゆいを通り越して

2016年07月03日 (日)

最近お尻を舐める、ッと言う主訴です

全身から皮膚炎のにおいを発しています

全身性酵母性皮膚炎です(臭診・・・?)

 

まずは体中の体表リンパ節・・・all OK

では、お尻は・・・

 

DSC06997

肛門が黒いっ

慢性の皮膚炎の証

皮膚病は赤くなって、悪化すると黒ずみます

黒くなったら、元には戻りにくいです

 

 

まめなブラッシングと、定期的なシャンプーで予防しましょう

 

 

 

 

From                  Oq

 

 

 

 

DSC06996
問い合わせ

2016年07月01日 (金)

ニワトリ、大丈夫ですか?

っと、お電話ありました

 

状況を見ないとわかりかねますが、お越しいただきました

 

黒うこっけい、相当弱っています

DSC06994

とても大切にされているのがわかります

何かに襲われたような傷があり、羽をめくると

DSC06992

ウジがわいて、腐敗臭

 

各動物病院にお電話されたそうです

どこも取り合ってくれず、鼻で笑われたところもあるという

2日目にして当院に電話し、診察OKでたので、この度お越しいただいたわけです

 

しかし、もうすでに虫の息、安楽死となりました

 

 

とても残念な結果です

 

 

 

ウジはなかなか取りの除けません

薬も効果ありません

怪我したらまずは消毒しましょう

動くことができなければ、清潔にして看病しましょう

夏は特にハエ対策が重要です

 

 

 

 

 

From                 Oq

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC06993