フィラリア検査の勧め
2016年04月08日 (金)
多頭飼育でフィラリア検査に参りました、ワンちゃんたち
3滴採血し、2滴はフィラリ検査に、
もう1滴は簡単な血液検査(貧血、黄疸、血液中総蛋白)
この1滴がとても大切
毎年することで変動、違いがわかり、病気の発見の第一歩となる
しかも、この1滴の血液検査は無料
さてさて、そうこうしてるうちにフィラリア検査の結果は・・・
陰性な?・・・・・陰?・・・・・疑い・・・・陽性かも
うっすら右に線が入っています
基本の結果はこうです
うすい線でも出たということはフィラリア症の疑い
詳細なフィラリア検査を外注検査です
去年のフィラリア投与歴をお聞きしますと
11月で終了していたとのこと
・・・・・・・・・・
結果的見るとこちらの告知不足でしょうか、申し訳ございません
何度も言います、
12月下旬が最後の薬の投与が重要です
フィラリアの薬は月に1回投与
でも、1ヶ月間薬の効果は続いていません、せいぜい2~3日の効果です
1回とばすと、2ヶ月間無防備
特に最後を飛ばすと4~5カ月間無防備
蚊は気温15度以上で吸血(ノミは13度以上)
2015年12月の気温 14日:16.9度、22日:15.1度
2016年の1月の気温 4日:16.5度
この異常気象が怖い
今年でいえば、1月までフィラリア薬の投与が望ましかった
今後は温暖化の影響で12月下旬ではなく、
1月下旬までが
フィラリア薬の投与期間となりそうです
From Oq
長寿表彰 in 豊浜
2016年04月06日 (水)
14歳(2002年7月19日生まれ)のシュウちゃん、♂のウサさん
犬や猫でも14歳と言えばご高齢です
しかし、ウサギとならばそれどころではございません
長寿表彰ッス
公益社団法人 日本動物病院協会 からの賞状です
オークどうぶつ病院からの粗品もお贈りいたしまして
記念写真 ♡
(飼い主様の了承を得ております)
ファミリーのスリーショット完成です
定期的に健康診断、血液検査の賜ですyo
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いろいろあります、動物の保険
日本ペットオーナーズクラブ:ペットあんしんケア制度 (日本初のペット保険)
アイペット損保:うちの子/うちの子ライト
au損保:ペットの保険
アクサダイレクト:いぬのきもち保険/ねこのきもち保険
アニコム損保/ソニー損保:どうぶつ健保
日本アニマル倶楽部:プリズムコール
FPC株式会社
メディカルサポート㈱:PS保険ペット
ペット&ファミリー少額短期保険株式会社:げんきナンバーワン
ペッツベスト少額短期保険株式会社:ペット医療保険/ペット傷害保険
もっとぎゅっと少額短期保険株式会社:もっとぎゅっと新保険
ガーデン少額短期保険㈱:いぬとねこの保険
あんしんペット少額短期保険株式会社
ドコモペット保険
ソフトバンクペット保険
株式会社ペティ−ナ:ペット保険ねっと・ペティーナ
イーペット少額短期保険株式会社
(オーク調べ)
などなど、かなりあります(・・・まだまだあるはずです)
そげんあるったいねー
オークどうぶつ病院では上記の保険すべてに対応しております (上記以外も)
保険証書をお持ちのうえお越しください、すぐに記入致します
また、後日でも記入できますので、お気軽にお申し出ください
その証書を保険会社にご自身で提出して頂き、後日入金されます
すべての保険会社と平等に接しております
そのため、受付での保険金請求(診察料などから差し引く行為)は行っておりません
お手数をおかけしますが申し訳ございません
嘔吐や
不意のケガ
保険が効きます
保険会社はよーくお調べになって、自分に合う保険を見つけましょう
From Oq
このような怪我も保険適用でしょうが
動物の種類もあります
ご注意ください
病院の犬、テオ(15歳 避妊♀ 雑)です
膣から出ています
擦れて出血しています
奥から発生しています
治療は切除しかないので、手術しました
膣に発生する腫瘍は平滑筋種という良性の腫瘍が多いようですが、病理組織学的検査をしなければ、外観からは診断できません
もちろん、病理検査へ提出します
病理検査の結果から予後がわかります
切除したら終わりではありません
もう一つ踏み込んだ治療を心がけております
From Oq
したら、そこに血も混じっていたとのこと
T・プードルの3歳、KHLちゃん
嘔吐と言っても様々な病気の一症状です
胃、肝臓、腎臓、膵臓、小腸、大腸、感染、がん、etc.が悪くても吐きます
そこで問診と触診、表情を視診し、年齢などを加味し診断していきます
少し下痢をしていたという稟告
表情は元気あり、腹部圧痛、熱なし
ではでは、採便棒にて、採便
Oh-
イチゴジャムじゃない、血便
嘔吐の原因はこの可能性が出てきました
糞便検査(直接法、消化不良検査、染色検査の3段階)
腸内細菌はほぼゼロ、消化不良(‐)、染色検査:白血球、赤血球、上皮細胞、芽胞細菌(+)
人間でいえば食中毒(食中毒菌が芽胞細菌)
嘔吐止めでは治癒しません
抗生剤、整腸剤、胃粘膜保護剤 etc. 処方
大切なのは食餌・・・繊維の多い処方食:CRW処方
これで治癒を待ちます
何もなければ5日後に再糞便検査
悪化していれば血液検査やレントゲン検査、超音波検査になります
一日絶食もお忘れなく
From Oq