という主訴です
脱皮不全をしてたとのことです
確かに診察室が臭う
どれどれ・・・
Oh~155cm、1.4kg コーンスネーク
脱皮不全で絞扼されたのか?
自宅で剥いてきたというが・・・
脱皮がうまくいってなくてそこから腐敗臭だとのことです
そういえば、目の周りにも少し皮が残っています
鱗の色も黄色やオレンジの斑だし、
栄養障害もあるのかな?
口の中は・・・
はいー、息をふかく吸って~
はい、吐いて~
口内炎はないが、色が少し淡いような感じが見受けられる
レントゲン撮影
縦
縦
横
横
骨は大丈夫、尻尾の感覚がなく、腐敗臭
尻尾の先端が壊死している可能性もある
抗生剤の処方をしましたが、専門の病院も紹介しました
手術になるかもしれませんから
From Oq
病院を開業して今年で20年
手術のときの20年来の戦友、モニターを新品にしました
新たな助手のモニターで、更に手術の危険度を低下させるべく今後活躍します
現役引退した旧モニターも老体に鞭打ってまだまだ活躍してもらいます
同時2件の麻酔処置ができるようになりました
使用する獣医師の腕前も最新にアップデートし続けます
From Oq
業者さんはセッティングも真剣です
そりゃー約200万円の新人ですから
5月に出産した猫の避妊手術です
野良猫が入り込んできたそうです
捕まえた時が避妊どき・・・ですが、
さすがに仔猫の育児が終わってからという事で
出産後1.5カ月目で手術
すでに発情して夜も寝ないそうです
ちょっと早い発情周期?
避妊すると・・・発情中の子宮デス
卵巣は・・・
どす黒いところが排卵直後の卵胞
.
左右とも排卵しています
猫は交尾排卵動物です
という事は・・・
交尾したら確実に仔猫ができるという事
この卵巣からすると、もう交尾しちゃいましたねー ×5以上
もうちょっとしたら出産するところでしたよ
やはり捕まえた時が手術時ですね
From Oq
遅ればせながら、フィラリア検査の方が結構お越しです
採血して、フィラリアキットに滴下して1分待つ
フィラリア陰性でしょうが、その確認が大切なのです
赤線が1本でたら陰性なので、
はい、フィラリア陰性
はい、またお越しです
フィラリア検査しましょうね~
1分待つ
はい、もちろん陰せ・・・、
よっ、陽性、フィラリア陽性がでました
赤線が2本あるときが陽性なのです
フィラリア症です
血液中に、心臓内にフィラリアという素麺状の虫が寄生しています
このフィラリアがいるのに薬を投与すると、虫が死んで心臓や血管に詰まります
そうなると犬が死にます
必ず1年に1回はフィラリアの検査を受けましょう
検査しないで薬をくれる病院は行くのやめましょう
危険です
フィラリアについて、詳細は病院にお聞きください
From Oq
仔犬はフィラリア検査しなくてもOKです
と言う主訴でお越しの6歳のうさぎさん
詳細な触診にて・・・
耳の付け根に波動感 ⇒ 液状のものがつまっている証拠
食餌は細かく砕いた牧草、葉物野菜、ペレット
この食餌をお聞きしまして決断、
頭部レントゲン撮影
結果:切歯、臼歯とも過長歯に波状歯で歯髄炎 歯髄炎による下顎関節膿瘍
よって、
切開
切開
切開
膿を出してよく洗浄
長期間の抗生剤を強くお勧めし、食餌改善を・・・
しかし、顎関節の膿瘍で関節部分が溶けています
咀嚼がうまくできないはず、柔らかい食餌もやむを得ない
せめて、ニンジンやダイコンの葉を食べさせて線維を入れ、少しでも歯を使わせましょう
教訓:ウサギは牧草のみで育てること
From Oq
18:40に来院しました
いつも通り、室見川沿いを30~40分散歩中から呼吸困難をおこしたそうです
かかりつけはお休みで当院へ
来院当初はチアノーゼ、パンティング呼吸、意識障害、起立不能
体温は42度越え・・・・・、
熱中症です
即、水で全身濡らして
ドライヤーで風乾
気化熱で体温を下げます
繰り返し繰り返し
濡らしては風乾
まだ暑そうですが舌の色は回復
目が開いてきました
15分ほどで40度に下がりました
あとは、ゆっくり自分で体温調節するでしょう
点滴、抗炎症、抗生剤を処方して自宅待機となりました
散歩に行くときの注意
散歩する時は地面の熱さを自分の手で触って確かめましょう
地面から40~50cmの反射熱も確認しましょう
熱中症は死ぬ病気です
From Oq