10歳のうさぎさん
早速レントゲン検査です
横から撮影:RL
腹から撮影:VD
ヤバい発見しましたので後腹部撮影
どうですか?
病気を3つ発見できましたか?
答え
①膀胱結石・・・・これはわかりやすい
②子宮疾患・・・・傘の柄みたいなものが、結石の前上にありますね(RL)
③肥満症・・・・肥満も病気です 内臓脂肪がつきすぎています
この中で命にかかわる病気は①②③、どれでしょうか?
答え
③相当な肥満症です
治療
①薬は裏白樫の錠剤⇒膀胱結石排出促進
①③ラビットフード多給の中止、牧草に切り替える
①②手術でしょうが10歳のうさぎさん、やめましょう
快適な老後を過ごしましょうね
From Oq
手術後1日目
食欲あればいいかなー、臭い嗅ぐだけでもしないかなー
l/d見てます
食べましたねー
どうやらスイッチが入ったようです
術後1日目にしては満点です
あとは癒着防止のため、どんどん歩いてもらいます
院内でリハビリです
驚異の12歳です
From Oq
13歳、避妊済み♀のポメラニアン、お越しです
昨日から一日中吐く、痛いポーズ(お祈りのポーズ)をするとのことです
眼結膜がうっすら黄色い
何よりも覇気が全くない
まずは、血液検査、レントゲン検査です
肝臓、胆管系がぶっ飛んでおります
この値、痛いポーズ、ポメラニアン = 胆嚢破裂疑いです
レントゲン検査後、静脈点滴を入れます
あまりにも体調悪いです
その後、超音波検査実施 ⇒ 胆嚢粘液腫確定
翌朝一で手術しました
胸骨から臍まで切開すると・・・
黒いゼリーが出てきました
胆汁が粘液状、ゼリー状になって腹腔に漏れています
⇒胆嚢粘液腫からの胆嚢破裂です
結構硬いパンパンにつまった胆嚢
穴を探さねばなりません
ふつうは針の穴くらいな、ピンホール状が多いのですが・・・
肝臓から胆嚢を剥離すると、ビリビリ破れていました
大穴です
胆嚢切除後、腹腔洗浄を繰り返します
胆管の確認、胆管結石の確認 ⇒ 異常なし
一時間半で無事手術終了
吐き気と止まって、食欲が出てくれば、自ずと黄疸が下がるはず
待ちましょう
From Oq
動かないという主訴でお越しの22歳の猫ちゃん避妊♀です
顔を見ただけで脱水がわかります
これは緊急で、亡くなりそうです
体温測定不能・・・・・低体温過ぎて
口の粘膜乾燥・・・・・唾液さえない脱水
目の落ちくぼみ・・・・脱水しすぎ
血液検査をしながら、点滴です
脱水のため血管が見つかりません
脱水=血液循環量の低下=ショック状態
緊急で腹腔内点滴・・・腹膜と消化管漿膜面から吸収されるのを待つ + 体温上昇
何やら高い値が多いぞ
テーターは最悪
慢性腎不全の末期
尿毒症様症状、高リン血症、低血糖、黄疸、貧血、削痩、12%脱水、虚脱、下痢、嘔吐、etc.
まずは、脱水の緩和と嘔吐を止める治療からはじめます
From Oq
手術後11日目です
抜糸です
離開せず、バッチリくっついています
網目状の傷も問題なし
近々、毛が生えてわからなくなります
病理学的診断は粘液肉腫:再発しやすい腫瘍とのこと
再発したら、今回のように大きくなる前に切除しましょうね
From Oq
豊浜チューリップ(新種)
2017年03月12日 (日)
今年も・・・
チリプでした
3年つづけて、チリプ
From Oq
球根の使いまわしで?
しっかり光合成させて、球根に栄養をためてほしてました
気候?
クリムゾンも季節外れで開花という
植栽、深いですね~
犬も猫も歯は抜け変わります
しかし、乳歯が抜けず、永久歯が生えてきたら・・・
6か月以内にはすべて生え換わります
残っていると歯石や虫歯の原因になります
上記の乳歯遺残は生後6か月齢の去勢でお越しのクロちゃんです
犬では多いですが猫の乳歯遺残は久しぶりに見ましたねー
去勢と共に抜歯しました
From Oq