ハルトマンの歯石除去
2013年08月10日 (土)
ハルトマンの頬が腫れました。裏を見てみるとえぐれておりました。
よく診て下さい。鍾乳石のように歯石がついとります。歯石は細菌の塊です。それによる慢性の炎症で、肉芽腫性炎という暫定診断です。
16歳の犬に全身麻酔をかけて歯石除去しかありません。歯石除去後に、ルートプレーニング(歯周ポケットの歯石とり)⇒キュレッタージ(歯周ポケット内の不要な歯肉除去、似た響きのキャトルミューティレーションではありません)完璧に行って終了。その後、頬の生険を行い検査センターへ送付。後は結果待ちです。
見て下さい、この歯の白さ。多少、茶渋の様な茶色い痕はありますが。日頃からの歯磨きが大切です。
16歳でも病気とあらば麻酔をかけることができます。危険と隣り合わせですが、全力を挙げて取り組みます。
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動物看護師の仕事 その⑤
2013年08月07日 (水)
まだまだ一部です、動物好き+気がきくことがこの職業には重要です(どの職種も一緒ですかね)。
フード注文の郵送箱詰(おまけも入れて)
床拭き、尿拭き
お祭りの地域子供の子守
水やり
子犬の可愛がり(抱かずにはいられない)
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夏はハエが多くなりますね。そのせいで事件がおこりました。
ハエとり棒に捕まりました(-_-;)
羽を広げることができません
ベテベテです。こっちの指にもくっつきます。ベテベテのところを切って、オレンジXで拭き取りです。
完了
出血しているのではありません、地肌が見えているのです。
他にもネズミ捕りのべテべテにもご注意ください。さらに強力ですから。
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二代目 G.レトリバー
2013年08月06日 (火)
G.レトリバーの3ヶ月齢がやってきました。久しぶりに仔犬のレトリバーです。最近は小型犬が主流ですから貴重です。
ありがたいことに、この仔犬は二代目なのです。先代は転院して当院に来られて、骨肉腫を診断しました。診断後3週間弱で亡くなりました。 そしてまた、当院に仔犬を連れてこられたのです。
爪切り中です
病院としては一番ありがたいことです。亡くなったら、違う病院に行くか、 “もう、飼わない” 、とかになることが多いからです。
この信頼を裏切らぬよう、期待に添えるよう、更にスタッフ全員でのサポートを努力していきます。
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動物看護師の仕事 その④
2013年08月06日 (火)
VTは獣医師の助手というイメージですが、その他にもいっぱい仕事を抱えております。頭が下がります。
カルテの記入
アイロンがけ
手術器具の滅菌
ももちの投薬
ガラス拭き
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肛門腺とは・・・有名なのがスカンクです。屁をこいて攻撃、威嚇、逃走するため、くさいにおいを相手にかけるのです。それが発達しているのがスカンクです。その肛門腺が犬や猫にもあるのです。フェレットもあるのですが生後間もなく、摘出手術を受けています。
肛門腺が腫れている、激痛
切開して肛門腺の膿瘍除去
肛門腺は肛門の周り、時計で言うと、4時と8時の方向にあります。普通は自力で出ますが、出なくなると上記のように腫れたり、破けたりします。この病気の兆候はお尻を擦って歩くことが多いです。
シャンプーに出すと必ず絞ってくれますので、お願いしましょう。
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副腎皮質機能亢進症のフェレット
2013年08月05日 (月)
フェレットの脱毛、かゆみ、膣の腫脹、尿閉(♂)などの症状は副腎の腫瘍の可能性があります。詳細な検査を行ってください。
治療は内科療法、外科療法がありますが、それぞれ長所と短所がありますのでよく獣医師から説明を受けましょう。
膣の腫れ
全身の脱毛
他にもHPでの “眼で見る病気” を参照をお願いします
動物看護師の仕事 その③
2013年08月04日 (日)
動物病院では動物ばかりと向き合ってはいません。オーナーと向き合っていることが多いです。うまくオーナーとのコミュニケーションをとらねば、動物に関する情報を聞き出せないのです。その架け橋となっているのがVTです。
うさぎの保定
レントゲン助手
拭き掃除
ケーキ奪い合い(Dr.参加中)
オーナーに耳掃除の指導
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3日は愛宕小学校にて愛豊夏祭りがありました。
協賛致しましたので貴賓席での、おでんのおもてなしがありました。恐縮です。
地域密着型の病院です。地元の患者さんともにお祭りを堪能しましたyo。豚バラ、焼きそば、おでん、ビール、お茶、イカ焼き・・・腹いっぱいです。
最後のお楽しみ抽選会はダメでした。
お祭りの運営の方々毎年ありがとうございます、お疲れさまでした。
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避妊手術と乳腺腫瘍手術
2013年08月03日 (土)
何度かお伝え致しました、避妊手術してないし乳腺腫瘍ができたパターン。
6歳のボストンテリア。
この病気を見るたびに考えること。発情と乳腺腫瘍の関係性を正しく、きっちりとオーナーに伝えること、その危険性を知った上での生活をしていただく事が大切。
これを全ての病院や、獣医師がしなければいけない。もちろん繁殖を否定している訳ではない。
知識というワクチンが大切な仔の命を左右する。そのために動物病院を活用、利用してもらいたい。
フィーリングのあった病院を、自分にあった病院を見つけてほしい。人の噂ではなく自分の感覚で。
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