かかりつけが頼りないので、病院を変えたとのことでお越しです
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・・・・・・・・・・・・・、変えられないように気合い入れての診察です
手の震えを抑えつつ、
身体一般検査(フィジカルイグザミネーション:PE)
体表リンパ節確認
目、耳、鼻、腹、肛門、胃、腸、膀胱、うんちの硬さ、などなどを視診、触診、聴診
最後に口をあけて、歯ぐき、舌、舌の下、歯・・・・・歯、歯、歯
この仔は2015年12月生まれの7カ月齢
だのにー、なーぜー ♪
歯が黄色いのー
乳歯もありますがそれは白いし、乳歯遺残
食餌はドライフードのみ
永久歯が黄色い
良く見ると、歯の表面が欠けてエナメル質がありません
その部分が黄色い
仔犬の時に伝染病などで高熱が出て、エナメル質の形成ができなくなった可能性があります
最近発生がありませんが、ジステンパーという伝染病になった時にこうなることが多いです
ジステンパーティース(ジステンパー歯)と言います
歯の色に合わせてみました
今は元気な子ですのでその後遺症か、不顕性感染していたかでしょうか
治りませんから、今後は歯磨きが重要になります
もちろん歯の手入れの仕方もお教えいたしました
From Oq
診察はいつも全力投球