様々な動物がお越しです
犬や猫、カメに・・・、
入院中のヤギもいる
瀕死です
今年は爬虫類が多いですね~
ちょっとだけよ~ あんたも好きね~💅🏻 みたいな保温ライト
引っ込み思案なフトアゴヒゲトカゲ
場所が変わると環境が変わり体調崩す動物がおります
どこのホテルでもあり得ることですので何卒ご了承ください
全力でお世話をしております
したっけ
2018年もお世話になりました
2019年もまた、何卒よろしくお願い致します
ご期待に添うことができますよう、スタッフ一同精進してまいります
かめ福とアイアンは元気です
菓子折り持って、年末のご挨拶に、またちょっと顔出しました
お~、これ持って行かんね
冷凍の猪肉を🐗、
スライサーで
スライス
スライススライス
スライススライススライス
すき焼きや、しゃぶしゃぶでも何でもうまかぁよ
お菓子以上にもらってしまいました
猪🐗の農業被害の深刻さに愕きつつ、自然の恵み🐽と首領(どん)🧙に感謝です
したっけ
1月中旬に入って急にだそうです
毎月お越しでしたが、先月はこの症状がありませんでした
かゆい?
かゆいんですね
尾の先端まで脱毛
この病気はフェレット🐹に多い、副腎皮質機能亢進症の一症状です
なぜ亢進するかと言えば、副腎が腫瘍化しているからです
症状は
①痒みを伴う脱毛
②♂尿閉
③♀膣の腫脹
④血液検査では特徴的な値は出ない
⑤膵臓に転移しやすい⇒インスリノーマ併発
⑥心筋症を伴うことも多い
などなど
この治療は手術で副腎を切除するか、月1回の注射にするかというものです
このオーナーは先代フェレットもこの病気で亡くなっており、経験者です
あまり驚きもせず、月1回の注射を選択されました
8歳ですしね🐹
病気と仲良く付き合って、長生きしましょうね
したっけ
7月に右の靱帯を断裂しました🦵🏽
オーナーは痛み止めで様子を見ていました
12月に左肢を痛めて緊急来院🦵🏽
前回と同様に薬を処方して様子を見るということになりましたが・・・🦵🏽🦵🏽
今回は左右ともで、痛々しいということ・・・🦵🏽🦵🏽
手術となりました🦵🏽
全身麻酔をかけて左右の靱帯の確認=drawer sign(+)しかも左右とも🦵🏽
今回は左の膝の手術🦵🏽
掴んでるのが断裂した前十字靱帯🦵🏽
この切端は残すと痛みを生じるので、切れる範囲で切除し、
左右に人工靱帯を種子骨に寄せて縫う
約90分で終了
切れた靱帯
2カ月かけてゆっくりリハビリですが、減量もお願いします
ぴょんぴょん跳ねるのもよくありませんので皆さんもしつけをしっかりしましょうね
術後2日目には負重してます
したっけ
前十字靱帯断裂の予防
①減量
②ジャンプさせない
③適度な運動はしっかりさせる
④階段やソファーの上り下りには細心の注意
年数回、前十字靱帯断裂が来院します
手術される方は3割くらいです
その前に予防を知っておきましょう
眼振とは眼球が揺れることです
眼振は左右と上下があります
鼓膜の奥の中耳や内耳の鼓室胞の炎症によっておこるのが前庭疾患といい、左右に眼が揺れます
上下に眼が揺れるのは脳腫瘍の可能性があります
左右の眼振:前庭疾患は抗炎症剤と抗生剤の投与が中心です
しかし、抗生剤は何でも良いわけではありません
脳の近い部位には抗生剤が届きにくいのです=血液・脳関門(BBB)=重要な部位なので体が守る防御機能
ですので、眼振の種類や抗生剤の選択には、よく診察して検査、処方しています
写真の犬は老齢性前庭疾患でした
次の日には症状が治まりましたyo
したっけ
長いので切ってくださいという依頼です
前肢と、
後肢
爪が甲羅に収まりません
くちばしも長いんですが、肉のカーテンでシャットアウト
でも、くちばしと爪を切りまして終了しました
爪が折れなくてよかった💅🏼
したっけ
肉のカーテン 参照:キン肉マン
狩猟の首領(ドン)🎅へ久しぶりにご挨拶がてら、顔出しました
相変わらず精肉工場化⚔
日に5頭解体して、ちょっと体調がすぐれず入院中だったとのこと・・・💊
しかし、
復帰して4日目にして、この胆嚢コレクション(薬ですが)
よか肉が入ったけん、ちょっとおいしいけん食べていかんね
塩コショウだけでよかし、
と、有無を言わせず即点火😅
猪脂をすくって
投入🥩.
今回はリブ🍖
少し生くらいがうまかよ
と、おっしゃる首領(ドン)🎅
しかし、そこはスルーして、タッチ交代
ガンガン焼きます
しっかり焼きます
出来上がり
・・・・・、最高にうまい
がつがつ食べて完食
おみやげまで頂きました
カレー用と鍋用となんでも用の3パック
年末年始のパワーをもらいました
🎄したっけ🎄
首領(どん)🎅、いつもありがとうございます🎄
🎄🎅🎄🎅🎄🎅🎄🎅🎄🎅🎄🎅🎄🎅🎄🎅🎄🎅🎄🎅🎄🎅🎄🎅
あれから2週間
ギプステープをとります
内出血は治癒
肢のブラブラも改善
おそらく骨折は治癒
安全のため1ヵ月後にレントゲン検査で最終確認としました
それまでは油断してはいけんませんよ
したっけ
という主訴ですが、尿ではありません
子宮からの出血をまず疑います
出血性膀胱炎なら、頻尿が症状です
しかし、この場合はありません
レントゲン検査で子宮の陰影確認
オーナーは手術の決断
やはり子宮は拡大しており、中には血液が溜まっています
このおかげで、PCVは23%という貧血状態
もちろん病理組織学的検査に提出し正体を探ります
うさぎは子宮ガンが多いので病理検査を怠ることはいけません
したっけ
結果が来ました
ウサギ2Y
子宮:子宮内膜における血管拡張(子宮内膜静脈瘤)
endometrial venous aneurysm
卵巣:著変認めず
摘出された子宮では、両側の子宮角において、子宮内腔における血管の拡張と出血が認められます。このような病変はウサギに特徴的な病変で、先天的な血管の異常と考えられており、臨床的には血尿や貧血が認められます。腫瘍性の病変は認められません。
静脈瘤って・・・良性ですからこれで完治です