すっかり秋めいてきましたね🍁
秋の夜長、皆さんは何をされますか~?
読書の秋?スポーツの秋?食欲の秋?
映画も本も紹介したい作品が沢山ありますが
いかんせん万人受けしないマニアック過ぎるモノが多いので
ブログにアップしようかどうか、なかなか躊躇う今日この頃です。
さてさて、そんな中、
先日、福岡市の動物取扱業責任者講習会へ行ってきました。
そこで、興味深い話を聞く事ができましたので
ここで皆さんにもお伝えしようと思います。
「災害時のペットとの避難」について
最近は日本だけでなく、世界中で災害が多発しています。
私達は「災害」と聞くと、どこか他人事と捉えがちですが
何処でも誰にでも起こりうる事ですよね。
私自身も、福岡西方沖地震の時は
水道管の破裂により自宅マンションが水浸しになり
電気・水道が使えず
数週間、自宅で生活出来ない日々を送った経験があるので
避難生活の大変さも少しは分かるつもりです。
ペットを飼っているのであれば
なおさら、避難生活が大変なものになることは想像に難くなく
同時にその危機管理はより必要になってくると思います。
災害に備えたペットの飼い主の「心得」
【災害前の対策】
・首輪にペット名や連絡先などを書いた迷子札・鑑札や注射済票(※犬の場合は狂犬病予防法により義務付けされています)をつけておく。
・日頃からキャリーバックやケージに入ることを嫌がらないように慣れさせておく
・不必要に吠えないようにする・決められた場所で排泄する等の基本的な躾をしておく
・人間や他の動物を怖がらないようにしておく
・様々な環境・音などに慣らしておく
・各種ワクチンの接種や寄生虫の駆除
・ペットフードや飲み水、トイレ用品、持病がある場合は薬などペット用の避難用品の確保
・予備のリードや首輪を準備しておく(災害時、ペットがパニックになり暴れてしまいリードや首輪が切れてしまう事もある為)
・ペット受け入れ可能な避難所の有無、避難所までのルートなどの情報収集
・親戚や友人など一時的なペットの預け先を確保しておく
・日頃から地域社会と良好な関係を作っておく
【災害時の行動】
・ペットフードなどの避難用品を持って、避難所へ向かう
・避難所のルールに従って、飼い主が責任をもって世話する
・ペットを車の中に残す場合は、車内の温度に注意し、十分な飲み水を用意する
・施設に預ける場合は、期間や費用などを確認し、後でトラブルが生じないように覚書などを取り交わす
etc・・・
まだまだ掲載したい情報は沢山ありますが、長くなりそうなので、この辺で・・・^^;
他にも、様々な情報がネット上に沢山あります。
皆さんもお時間のある時にCHECKしてみてください。
環境省
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/disaster.html
福岡市動物愛護管理センター
https://www.wannyan.city.fukuoka.lg.jp/yokanet/owner_disaster
災害は、起こらないに越したことありませんが、いつ何が起こるかわかりません。
常日頃から、適正な飼育をすること・万が一のことを想定しておくことが
とても重要ですね。
秋の夜長・・・たまには
災害時のペットとの避難について見聞を深めたり、
避難方法や備蓄に関してご家族と話し合ったり
備品を準備したりしてみるのはいかがでしょう?
備えあれば憂いなしだニャ~~~🐾
看護師 松島