これくらいの大きさです
直腸や周囲の筋肉を傷つけないように、慎重に
腫瘍は直腸に接していました
直腸の漿膜面が見えている
・・・終了
Φ3cm弱の腫瘍でした
そして、病理組織学的検査結果は
イヌヨークシャーテリア12Y ♂C
肛門部:肛門周囲腺上皮腫 Perianal gland epithelioma
肛門周囲の腫瘤部では、結節性の腫瘍が形成されています。腫瘍は、充実性から小葉構造を示す上皮性細胞の腫瘍性増殖からなっています。増殖する細胞は、細胞質の豊富な肝様細胞と、その周囲に存在する細胞質の乏しいリザーブ細胞で、後者の小型芽細胞がやや多い傾向です。それらの細胞は、軽度から中程度の大小不同を示し、分裂像はほとんど認められません。腫瘤の周囲では、腺組織が過形成を呈しています。
肛門周囲の腫瘤は、肛門周囲腺由来の腫瘍と診断されます。組織学的には、低悪性度に分類されますが、肛門周囲腺腫と同様、外科的な切除により予後は良好である場合がほとんどです。腫瘍の境界は明瞭で、マージン部に腫瘍細胞は認められません。摘出状態は良好で、今回の切除により予後は良好である可能性が高いと考えられますが、やや大型の腫瘤が形成されていることから、念のため、経過観察をお勧めします。
要約すると
取り残しなしで良性腫瘍ですが、大きいので今後も注意しましょう
ッと言うことでした
手術してよかった
したっけ
mass around the anus was a benign tumor.