3日くらい前から体調が悪い7歳の猫ちゃんです
血液検査や(CRP=0.2)尿検査は正常
レントゲン検査では、
!
心臓の陰影がありません
胸に水が溜まっています
利尿剤投与でも抜けず、直接翼状針を刺して抜きます
その後のレントゲン検査では、
250ml抜きました
右下と左下向きに撮影し、
肺腫瘍?肺葉捻転?肺葉虚脱様なものがありました
このせいで胸水症に・・・
酸素をかがせつつ治療しましたが、残念ながら亡くなってしまいました
胸水症は生死にかかわります
血液検査では、それらはわかりません
血液検査ですべてわかるわけではないことを、改めて考えさせられます
多角的に健康診断を行うには、
①診察室での身体一般検査(これで8~9割の異常を確認可能と言われています)
②血液検査(年齢によって検査項目の違い)
③尿検査(尿タンパクの有無)
④レントゲン検査(胸部、腹部)
⑤超音波検査(レントゲン検査で異常があれば重点的にその臓器確認も)
⑥心電図検査(不整脈の確認)
犬や猫は1年で4歳、歳を取ります
つまり3ヵ月で1歳と言うことです
ウサギやハムスターはもっと早い
全ての病気を治すことはできませんが、定期的に病院で身体一般検査から受診しましょうyo
お近くの動物病院をご利用くださいね
したっけ
pleural effusion
the disease is horrible.
it happens for various reasons.
14歳歯石除去後のリンパ節細胞診断検査の結果は、
ミニチュアダックスフント14Y ♀S
リンパ腫の疑い Lymphoma suspect
右下顎リンパ節
いずれのリンパ節の塗抹にも、核クロマチンが粗造な中型のリンパ球が集塊状に多数得られており、小型や大型のリンパ球も混在しています。また、形質細胞や好中球、好酸球が散見されます。
いずれのリンパ節から得られているリンパ球も、大小不同を示していますが、特に下顎と膝窩のリンパ節では中型細胞が主体で、形質細胞や炎症細胞の混在が僅かであることや臨床所見から、リンパ腫である可能性が高いと考えられます。中細胞性(中分化型)のリンパ腫が疑われ、大細胞性(低分化型)に近いと思われますが、組織学的評価がより正確です。
やはりリンパ腫の可能性が高いようです
更に追加検査で、
イヌミニチュアダックスフント14Y ♀S
犬リンパ球クロナリティ検査
■クロナリティあり
B細胞性のクロナリティが確認されました
と言う結果でした
(リンパ腫の型のチェックのようなもの)
歯の再診で今後の治療を話し合いとなります
ポジティブに考えれば、歯石除去にお越しでしたが、恐ろしいもう一つの病気の発見に繋がったということですyo
定期的に動物病院に行くことが長生きの秘訣ですね
是非、お近くの動物病院をご利用ください
したっけ
lymphoma
found the disease by calculus removal.
他院からお越しです
歯が汚いが、そこではいくら頼んでも何もしてくれないとのこと
これは責任重大!
まず、いつものように歯を見る前に、体全体を診ると・・・
下顎リンパ節が左右とも~Φ4cm:かなり大きく腫れている
歯石と歯周病で反応性のリンパ節炎なのかな~
さらに浅頚リンパ節、腋下リンパ節、膝下リンパ節全て腫れているぅぅぅぅ
暫定診断
多中心性リンパ腫
重度の歯周病
しかも、高齢の14歳
これでは全身麻酔の歯石除去が厳しい
っと、そのままオーナーにお話
処置中に亡くなる可能性もあることをも
しかし、とにかく歯をお願いとのことですので、
術前の血液検査やレントゲン検査、尿検査、心電図検査実施
どこか一つでもひっかかれば、お断りする予定でしたが、
WBC=81000 PCV=33% 胸骨リンパ節、腰椎下リンパ節腫大
それ以外はAll Clear!
10日間の抗生剤でもリンパ節は収縮することなく、歯石除去開始
口臭はドブやうんこの臭い漂う
これではオーナーも堪らない
16本抜歯し、
約2時間の処置から無事回復し、退院していきましたyo
また、3か所のリンパ節を生検し、スライドガラスに塗末し病理組織学的検査に送付
リンパ腫の場合には、クロナリティー検査もそのまま依頼
10日後の歯の再診までにはリンパ腫か否かは結果が出ているはずです
とにかく無事にお返しできてホッとしました
重度の歯周病にはお帰り時にアクアデントをプレゼント中
したっけ
severe periodontal disease.
the dog is 14 years old.
Oh~ my…
6歳の高齢ウサギです
脇腹のシコリが大きくなってきたので切除の依頼です
しかし、ウサギの6歳は高齢中の高齢
簡単にできますよっ、とは言いにくいのですが・・・
ほら、大きいでしょ
と言いつつ、軽く吸入麻酔と局所麻酔で切除を行うことになりました
局所麻酔とはいえ、大人しい仔限定です
腫瘍の周りには血管が約3本、腫瘍を養うための栄養血管です
と言うことはけっこう前からできていた??
局所麻酔を腫瘍周辺に注射後、切除
約20分で終了
もちろん、病理組織学的検査を実施し、正体を明かします
ウサギ 6Y ♀
毛芽腫 trichoblastoma
摘出された右後腹部の腫瘤部では、真皮から皮下にかけて、結節状の腫瘍病変が形成されています。腫瘍は小型上皮性細胞の小葉状から索状の増殖で構成されています。個々の細胞は少量の好酸性細胞質と比較的均一な類円形から紡錘形核を有し、悪性所見は認められません。分裂像は少数です。
切除された右後腹部の皮膚腫瘤は、毛芽腫と診断されます。毛芽腫は毛包に分化する芽細胞由来の良性腫瘍です。イヌやネコと同様、ウサギでも発生が認められます。
腫瘍の境界は明瞭で、マージン部に腫瘍性の病変は認められません。摘出状態は良好で、この腫瘍に関しては、今回の切除により予後は良好と考えられます。
要約
取り残しなく、良性の腫瘍でした
したっけ
tumor of rabbit / local anesthesia
it is the trichoblastoma.
this tumor was benign.
牛 あるあるある♪
2019年12月17日 (火)
一週間後に、
また、行って見ても
必ず、
こっち見る
したっけ
I love the cows,cattles,calves.
どこからと思いますか?
咬み傷?
皮膚病?
床ずれ?
いいえ、違います
耳の穴からです
2ヶ月前には、オスルニア処置をしましたが・・・
その後の手入れはしていなかったと言う・・・
耳洗浄しないと再発は必至
院内での耳掃除にて、
膿が流れてきました
良~く洗浄し、定期的に来院していただくようになりました
自宅の洗浄がうまくいってるか、否かの判定です
自宅での耳洗浄は大切ですよ
したっけ
pulurent otitis externa.
eras cleaning is important at the home.
例の蘭は室内入りです
週一回、ぬるま湯を全体にかけています
新芽や新根がどんどん出てきていますyo
枯れさせたくない一心で、蘭ヘゴ栽培を始めましたが、
オーナー様方々などから頂いた、どんぐりやけやきからの蘭が早くも30近く
ヘゴやコルクは高価なので、後半からは熱帯魚に入れる流木をカットして使用中
しかし、それでも高価なので次回からは海水浴場に行って、良い流木を確保を考慮中
あらたな展開になってきましたyo
したっけ
hegos,corks,driftwoods
these are expensive.
next time,I will go to the sea!
見るんじゃねぇ
爪切られてる姿を
見るんじゃねぇ
見るんじゃぁ、
あっ、終わったの?
したっけ
nail clippers are in progress.