ハムスターの脱腸 / hamster hernia

2022年01月21日 (金)

脱腸でお越しです

 

慢性頑固な下痢や腸重積でよく起こります

 

 

治療の最初は、乾燥を防がねばいけません

自宅の場合は食用油などで保湿してください

 

元に戻して、温水浣腸をする

今回は腸重積の可能性があるので、温水浣腸で元に戻す(戻ればいいが・・・)

 

 

次に、肛門を縫合します

 

 

強からず、弱からずきっちり肛門を縫合します

1~2糸、縫合

 

1度目はこれで治療完了です

しかし、再発したなら開腹し、腸重積を修復しなければいけません

下痢であれば、その原因治療です

 

 

 

 

 

 

 

この脱腸はハムスター(げっ歯類)にとって、命がけとなります

日ごろから便の状態をよく観察しましょう

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

this hamster hernia is dangerous illness.

it is hard to treat the hernia.

 

 

 

 

ハムスターの眼 / hamster’s eye

2022年01月20日 (木)

腫れているとのことで来院です

 

痒みはないという1歳6か月のJ・ハムスターくんで肥満老鼠です

 

 

 

上まぶたの後方が腫れています

シコリがありますね

人でいえば【ものもらい/麦粒腫】かな

 

ハムスターの眼の腫れは脂肪腫の可能性があります

高脂肪、高カロリー食でこうなるようです

 

その食餌の例は、ひまわりの種、ピーナッツなど

人が食べ過ぎても吹き出物ができるやつですね

体型を診ても肥満でしたのでね

 

 

 

 

 

ハムスターにとって良い食餌とは・・・

 

ご興味ある方は当院へお越しくださいね

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

this disease is caused by diet.

the diet…high-fat and high-calorie diet

they are sun flower seeds and peanuts etc.

 

 

 

 

うさぎの皮膚腫瘍 / rabbit skin tumor

2022年01月19日 (水)

他病院からの3rdオピニオンでお越しです

 

①太ももにシコリがあって、即切除手術を勧められた

②針を刺してシコリの検査したら、即手術と言われ、今は処方薬を飲ませている

 

とのことです

 

 

 

一般状態はとても良いが、太もものシコリが大きくなっているそうです

 

体を触って触診すると、太もも以外にも右半身にφ1㎝~シコリが多数ありました

 

診察では悪性な感じがしますが、再度きちんと検査をお勧めしました

 

 

 

FNA検査(注射針でシコリを刺し、スライドガラスで顕微鏡検査)を病理検査に送付です

 

これで診断をして、どのような治療かを話し合います

 

その結果

 

ウサギ ネザーランドドワーフ6Y ♀
皮膚腫瘤 悪性円形細胞腫瘍 Malignant round cell tumor 
 円形の細胞が集塊状や散在性に多数得られています。細胞質は淡明で、やや広く、細胞内や背景には赤紫色の微細顆粒が多量に観察されます。大型の細胞で、細胞や核は軽度〜中程度に大小不同を示しています。核クロマチンは粗造で、核小体が認められます。
 大型の円形細胞が多数得られており、赤紫色の顆粒が認められることから肥満細胞腫の可能性がありますが、ウサギでは肥満細胞腫は稀でありリンパ腫などとの鑑別が必要ですので、バイオプシーによる組織学的評価をご検討下さい。

 

 

やはり悪性の腫瘍でした

 

しかし、その診察三日後くらいに体調を崩してしまい、他病院に駆け込んで点滴後急死したそうです

 

当院では診断しかできませんでしたが、オーナーがお礼にお越しいただいて上記のことが判明しました

 

 

 

ウサギの腫瘍は特に油断できないということを改めて感じました

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

this disease is rabbit skin tuomr.

maybe, malignant tumor

it was explanding to crawl the roots.

 

 

 

 

よだれだらけのデグー / full of drool degu

2022年01月18日 (火)

よだれで口の周りがべちょべちょです

 

 

 

 

 

前歯が伸びすぎて、口を閉じることができません

 

切歯をカットして、整える処置をしました

 

 

この病気は草食動物全般に罹患する歯科疾患です

 

今回は前歯でしたが、奥歯の場合もありますyo

 

 

牧草を中心とした、固いもの、歯を摩滅をさせる食餌を与え続けましょうね

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

this degu is too long incisors.

so, full of drool

pasture-centered diet is important.

 

 

 

 

カメフード / tortoise food

2022年01月17日 (月)

病院のカメ

 

かめ福/ギリシャリクガメ

かめつぐ/ロシアリクガメ

アイアン/インドホシガメ

 

院内待機中ですが、お正月明けにこんなフードにしています

 

 

 

病院の花/バラの花びらに、いつものカメフード

そして、しめ縄についていた稲穂を

 

 

 

mix

 

 

 

お湯にふやかして、Vt.T持参のキャベツとともに給餌です

 

 

好き嫌いなく、偏食にさせないことが長生きの秘訣ですyo

 

 

 

 

花は何でもいいわけではありませんが、花瓶からはバラ、ひまわり、

野草ではタンポポ、クローバー、ヨモギなど与えています

 

 

 

なんでも食べることは生命力が強い‼

 

 

 

 

ちなみに毎年毎年、しめ縄は国産にしています

今回のように使うためです

 

 

 

 

 

 

 

病院にヤギやウサギ、ミニブタがいたら紙や針金、ひもを取って稲わらだけを与えていることでしょうね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

this time is special food for tortoises.

rose petals and tortoise food, rice ears

Don’t let it eat unbalanced.

 

 

 

 

ハリネズミの爪切り / hedgehog claws

2022年01月16日 (日)

ハリネズミの爪切りが最近、非常に多いです

 

 

 

おとなしいなら、すぐに切ることができますが

 

丸まってしまうと厳しい

 

 

 

今回は普通に切れましたよ

 

ノーグローブで保定する、スペシャル看護師T

 

 

しかも、

 

 

両前肢、巻き爪

 

ハリネズミの巻き爪は初経験かな

 

どんな動物にでも巻き爪ってあるんですね

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

cut the hedgehog claws.

and they are round claws.

oh my goodness!

 

 

 

 

ハナグマ / coati

2022年01月15日 (土)

アナグマと聞き間違えそうですがハナグマです

 

動物園でしかいなさそうな

 

 

ハナグマ

 

花熊と思いきや鼻熊です

 

鼻熊でしょ

 

 

お店ではいろんな動物が売られております

 

それに対応する動物病院も大変ですyo

 

しかし、その仲間が分かれば

(今回はアライグマやアナグマ)

 

診療は可能

 

 

 

 

 

 

ハナグマは初見参でした

 

 

ホテルでお越しです

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

it is hard to have a physical examination.

especially coatis.

it is scary.

 

 

 

 

ウサギの手術依頼 ② / request for rabbit surgery 2

2022年01月14日 (金)

腹腔内を探査していきます

 

 

腹膜と腹筋にも同様なシコリがあります

 

肝臓や脾臓は正常な色と形

 

子宮を確認すると

 

 

癒着で塞がった痕がありました

 

腹水も激しく、一部しこりを採取してすぐに閉腹

 

原発がどこか確定できず

おそらく子宮がんが破裂して、腹腔内に腫瘍が播種された状況です

 

病理組織学的検査では

 

ミニウサギ5Y ♀ 腹腔内腫瘤
悪性上皮性腫瘍 carcinoma 
 腹腔内腫瘤より採取された組織では、上皮性の腫瘍性の病変が形成されています。腫瘍は間質の増生を伴って腺腔状から島状の配列を示し、広範囲に扁平上皮化生を伴っています。腫瘍細胞は豊富な好酸性の細胞質と類円形の核を有しています。各々の腫瘍細胞は中程度から一部顕著な大小不同を示し、分裂像5個/10高倍率視野です。病変内では、広範囲の壊死が起こっています。
 腹腔内腫瘤より採取された組織では、腺腔配列を示す悪性の上皮性腫瘍が形成されています。由来については、子宮腺癌の可能性が高いと考えられます。
 悪性度の高い腫瘍であり、顕著な腹腔内播種が起こっていることから、腹水の貯留や全身状態などについて経過には注意が必要です。

 

 

すぐに手術を終わらせて麻酔から覚め、無事に退院

その後、元気に抜糸にもお越しいただきましたyo

 

 

抗腫瘍のサプリメントと非ステロイドによるBRM(免疫機能)療法を早期開始したおかげなのか、生命力がすごいのか

これからも、しっかりバックアップしていきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

this was too bad disease.

but sfter surgery, look like good.

please keep in good condition!!

 

 

 

 

ウサギの手術依頼 / request for rabbit surgery

2022年01月13日 (木)

お腹に水がたまってるので他動物病院からの手術依頼という主訴です

 

腹水??

 

よくよくお聞きすると、子宮に水が溜まっているということです

 

子宮水腫か子宮がんの可能性ですyo

 

他の動物病院(2つの病院)で様々な検査をしたそうですが、せめてレントゲン検査で転移の有無を確認させてもらいました

 

腹部の触診ではゴツゴツして、子宮らしきものを確認

 

悪性の感じなので、試験的切開で生検してすぐに閉腹の可能性も含めてお話ししました

 

 

胸部レントゲン検査では問題なし

術前の血液検査正常

静脈点滴OK

 

手術開始・・・

 

腹腔から飛び出してきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

other animal hospitas cannot surgery.

so coming

but look like bad…

 

 

 

 

 

犬介護犬 / dog service dog

2022年01月12日 (水)

数日ごとに腎不全治療の点滴でお越しの、老犬チワワのあずき君

 

今日もお越しです

 

ちょっと元気がないので、コウが励ましに来ましたよ

 

shy

 

 

37㎏のボルゾイのコウが、1.6kgあずき君にささやいています

 

 

 

 

なんでもいいから飯食って、元気出せって

 

おぅ、わかった

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

dog caring for a dog.

it is KOU of Borzoi.

we have always had a lot service dogs our hospital, you know