食物&環境アレルゲン対応フード『オールスキンバリア』新登場!

2022年04月11日 (月)

オークどうぶつ病院けやき 前谷です。

ヒルズさんから期待の新製品『オールスキンバリア』が登場しましたので、そのご紹介をしたいと思います。

 

これまで、食物アレルギーのフードとしてたくさんの製品を各メーカーが作って販売してきました。

食物アレルギーの話は、以前のブログで書きましたが、何らかのタンパク質に対してアレルギー反応があるワンちゃんがその食べ物にヒットしにくいように、原材料を選んだり加工を行ったのが食物アレルギー用フードです。

一方で、ヒルズは『ダームディフェンス』という環境アレルギー(いわゆるアトピー性皮膚炎)をフードで改善するための製品も販売してきました。

そのヒルズさん曰く、このフードは「アレルギー・皮膚ケアの歴史が変わる。新世代フード、誕生!」だそうです(^_^;

皮膚用製品の最高傑作が完成したような雰囲気ですね。。。

 

その期待の新製品の特長はと申しますと、環境アレルギーと食物アレルギーを両方対応可能なフードが登場!ということでしょう。

 

 

①食物アレルギーに対して

ワンちゃんのアレルギーの原因食物としては、かなり少ない(ヒルズ調べでは食物アレルギーのうちの4%)と言われている「」を唯一のタンパク源として使用してます。(アレルゲンとしては、も使われております)

そのため、食物アレルギーの犬に対してかゆみの原因物質を食べてしまうリスクがとても低いフードになっているそうです。

人では卵は食物アレルギーの原因としてとても有名ですので、意外なタンパク源でした。

こういったフードが普及することで、これまでワンちゃんでアレルギーになることが少なかった卵のアレルギーが増えて行かないかも注目してますが。。。

 

②アトピー性皮膚炎(環境アレルゲン)に対して

ヒルズ独自の「ヒスタガード」という技術(栄養成分のブレンド)により、環境アレルゲンが侵入する皮膚表面のバリア機能を改善する効果があるとのこと。

 

 

その両方を改善する可能性が高いため、例えばまだ何のアレルギーかハッキリしていないようなケースだったり、色々と治療をしているけどなかなか良くならないケースなどに使ってみる価値があると言えますね。

 

 

①②③の3つの働きで皮膚を健康に保ちます!

きちんとデータがあるのも良いですね♪

 

先日、新発売のヒルズのシンポジウムがありましたが、トライアルで使用した皮膚科専門医の先生にとってもとても優れた製品だったとのこと。

これまで何のフードでも改善しなかった犬で改善したケースがあったよ~とか、今まで痒み止めである程度管理できてた子がさらにかゆみがグーンと減ったんだよとか。。。

皮膚科専門医の先生たちにとっても、皮膚がかゆい!と来たワンちゃんへのファーストチョイス(最初にご提案するフード)になっているとの話でした。

 

ヒルズ製品としては、『腸内バイオーム』に次ぐ期待の製品となりそうな予感です!

ただし、唯一のネックは他のフードと比べて料金がちょっと高いんですよね…

食べてくれるかどうかのお試しの小袋サンプルもありませんので、いきなり1.35kgの1袋を購入していただかないといけないのもありまして…

 

もし食べなかったら、ゆで卵を混ぜてあげたら良いよ~という話もシンポジウムではありましたから、皮膚病が治らなくて本当に困ってらっしゃる方でぜひ使ってみたい!という方は1.35kgを購入いただいて試してもらう価値はあると思います!

もしこのブログを読んで興味を持たれた方はお声かけ下さいね!