鼠径ヘルニアの腫れ / inguinal hernia swelling

2023年08月19日 (土)

急速に腫れたのでお越しです

 

レントゲン検査、血液検査、触診にて腫れた中身は子宮

 

緊急手術です

 

 

ゴルフボール大です

 

 

切開すると、

 

 

やはり子宮でしたが、

 

 

 

その子宮は腫瘍で大きくなっていたので、鼠経ヘルニアも拡大

 

術後は元通り

 

二重の病気でした

 

 

 

その子宮の正体は・・・

 

イヌ雑種8Y 
子宮:子宮内膜嚢胞状過形成ならびに子宮腺筋症 / Endometrial hyperplasia and adenomyosis
 子宮では子宮内膜は嚢胞状の過形成を示しており、複数の部位の平滑筋層内には異所性の内膜腺組織が認められ、嚢胞状に拡張しています。
 左右の卵巣には、少数の黄体が形成されています。
 子宮では、子宮内膜の嚢胞状の過形成が起こっており、子宮腺筋症を伴っています。子宮蓄膿症の前段階と考えられる病変ですが、検索した組織には炎症性の病変は認められません。両側の卵巣には著変は認められません。

 

というわけで、子宮・卵巣共に良性

 

二重の病気もこれで一気に治癒

 

 

ついでに、この犬はてんかん持ちですので、てんかん様発作も落ち着くかも・・・

 

三重の病気が片付くかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オークyoutube

a inguinal hernia was swelling.

because it was a tumorous uterus.

but the tumor was a benign tumor.