皆さんは職場で健康診断を受けたり、健康を気遣って人間ドッグを受ける方もいらっしゃるかと思います。動物病院では、病気の治療はもちろんのこと、ワクチンやフィラリア予防などの病気の予防への取り組みに加えて、健康診断の検査も行っております。
犬や猫は人間と比べて寿命が短い動物です。犬・猫の1年間は、人間の4年分に相当すると言われますので、犬や猫は最低限でも1年に1度は健康診断を受けるのがオススメです。高齢(10歳以上)の犬猫は、半年に一度受けてもよいでしょう。

 

 

 


お腹にできた巨大な腫瘍
健康診断の一番のメリットは、病気を早期発見できることです。どんな病気にも言えることですが、早期発見すればその後の治療も比較的軽いものから始められますし、予後(どの程度回復するか?どのくらい生きられるか?の見通し)も明るいものとなります。
また、腫瘍の場合は、とても小さな初期の段階で見つけることができれば、完治させることも可能かもしれません。

 

検査結果にまったく異常がなかった場合でも、家族の皆さんはとても安心して過ごすことができますし、健康なときの数値を記録に残しておくことで、いざ体調が悪くなったときに、健康だったときのデータと比較することができるというメリットもあります。

 

そのため当院では、積極的に健康診断をオススメしています。ウサギやフェレットなどのエキゾチックアニマルでも健康診断の検査は可能ですので、担当獣医師やスタッフにお伝えください。

 

 

 

具合が悪くて診察に来られた患者さんが優先になります。長くお待たせしたり、場合によってはお昼の時間にお預かりして、検査を行う場合もありますのでご了承ください。